北京五輪 セキュリティ
中国が五輪警備強化
中国当局は北京五輪のメーン会場となる北京(Beijing)市内の国家体育場(National Stadium)近くに、地対空ミサイル発射台を配備した。上空からのテロ攻撃への対応策とみられる。

現地AFP記者によると25日、北京市の北部、国家体育場から南に1キロほどのオリンピック公園(Olympic Green)近くの軍用地に、地対空ミサイル発射台が1組、カモフラージュネット(偽装網)に覆われ配備されているのが確認された。
軍用地は、高さ2メートルを超す警備フェンスで囲まれ、レーダー装置も配備されていた。また、ミサイルの照準は、国家体育場のある北方向に合わせられていたという。
「鳥の巣(Bird's Nest)」の愛称を持つ国家体育場では、8月8-24日の五輪開催期間中、開会式と閉会式など重要なイベントが行われる。
北京五輪のテロ対策を称賛=訪中したFBI長官
中国を訪問したモラー米連邦捜査局(FBI)長官(写真)は30日、中国政府が夏の北京五輪のために講じているテロ対策を称賛した。
モラー長官は記者団に対し、中国側の関係当局者と今週、五輪警備問題を中心に会談したが、その結果、北京五輪がテロなど安全面の脅威にさらされることはないことを確信したと語った。
モラー長官は28日から訪中し、公安省(警察庁に相当)当局者と会談した。会談の詳しい内容は明らかにされていない。
FBIは伝統的に、五輪開催地の関係者と事前に意見交換を行っている。ブッシュ米大統領が北京五輪の行事に参加した場合、FBIにとって、同五輪の警備はより重要な問題となる。FBIは2002年、北京に連絡事務所を開設している。
※警備に関しては、中国は開放政策とはいえども共産圏の国家ですので、国際基準からみれば徹底している(やりすぎ)感があります。民意を考慮しない手法は、民主国家アメリカの取り締まる側から見れば、その徹底さは賞賛に値するものだったのでしょう。
北京五輪期間中 保安検査に1万3000人
北京五輪期間中、競技会場などで保安検査を担当する人員が警官や民間の警備員、ボランティアなど計1万3000人に達すると、競報(電子版)が20日までに伝えた。
200以上の五輪関連施設やホテルなどで所持品検査などを担当。北京市内で模擬訓練を行うなど、スムーズな実施に向けた準備が進められている。
同市では3月1日から「大型社会活動安全検査法」が施行され、市内で大規模な催しを開く際は検査が義務付けられるようになる。
8月8日の北京五輪開幕まで21日であと200日となるのを前に、北京市内では20日、約7万人の確保を予定している大会ボランティアの主題歌「我是明星(わたしはスター)」のプロモーションビデオ発表会などのイベントが行われた。
ビデオは歌手の周華健さんがボランティアに扮(ふん)し、会場整備や外国人に道を教えるなどの仕事ぶりを紹介する内容。発表会にはボランティアを務める予定の学生ら約300人が参加し、周さんが「わたしたちのほほ笑みが北京の名刺。大会が終わってからも世界に向けてほほ笑もう」と呼び掛けた。最後に全員で主題歌を合唱した。
この日、夜にはボランティアらが着る制服を発表。