北京2008、北京五輪なんでも情報
中国から見た中国と日本の違い

北京五輪:環境

北京 大気汚染で五輪日程変更案を作成

 北京五輪の準備状況を調べる国際オリンピック委員会(IOC)調整委員会のフェルブルッゲン調整委員長は2日、五輪期間中に大気汚染が深刻になった場合、競技時間が1時間を超えるマラソンや自転車ロードレースの日程を変更する代替案の作成に着手していることを明らかにした。

 代替案は「プランB」と呼ばれ、変更は数日の延期となる。大会最終日の男子マラソンをどうするかは難題となる。マラソンなどの耐久種目の選手が健康を損なう確率は低いという同委員長は、日程を変更するとしても、大気汚染が「非常に深刻な場合だ」と話した。

北京五輪:大気汚染理由の日程変更はまれ

  国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は24日、当地で主要メディアと会見し、北京五輪の大気汚染対策としてIOCが視野に入れる競技日程の変更は「極めてまれな事態になるだろう」と述べ、必要性は薄いとの見解を示した。

 IOCは中国当局から五輪期間に相当する昨年8月の大気データを入手し、4人の専門家に分析を依頼。

  同会長は「結果に満足し、安心させられた。もっと悪い状況を想定していた」と述べた。

北京の大気にリスク残る IOC医事委員長

  国際オリンピック委員会(IOC)のアルネ・リュンクビスト医事委員長は17日に電話記者会見し、大気汚染が懸念される北京五輪ではマラソンや自転車ロードレースなど競技時間が1時間を超す耐久種目は多少のリスクが残るとして、五輪中は大気の状態を監視し、場合によって日程を変更できる態勢も必要だとの認識をあらためて示した。

 IOCは中国当局から五輪期間に相当する昨年8月の大気データを入手、4人の専門家に分析してもらった。一方で同委員長は、データを基に「理想的ではないが良好な条件で競技できる。健康上の問題はほとんどないだろう」と強調した。

 同五輪では、ぜんそくの持病を抱える男子マラソン世界記録保持者のハイレ・ゲブレシラシエ選手(エチオピア)が健康への不安を理由にマラソンを欠場する意向を示している。

北京五輪選手村、内外メディアに公開

建設が進む北京五輪の選手村の一部が5日、内外メディアに公開された。大会中、合計1万6000人の選手、役員が宿泊する選手村。

建物内はエレベーターや照明、水回り、シャワーなどの設置を終え、廊下部分も完成。家具の搬入などが残っているという。食堂などは公開されなかった。

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 計画では、五輪開幕1カ月前までに完成し、7月27日に開村する。五輪後の北京パラリンピックでも選手村として使用される。

北京五輪時、空気の質はほぼ懸念なし

 北京オリンピックのプレスセンターで27日、北京市大気汚染改善プロジェクトの記者会見が行われ、その席上で環境部門の副局長杜少中氏が「オリンピック時の空気の質はほぼ懸念がないと言える」と述べた。

 同氏の話によると、北京の空気は年々改善されており、1998年に年間100日だった青空の日が2007年には246日にまで増え、空気中の汚染物質の量も10~60%減っている。また、五輪期間中は車両の規制を行うほか、国の基準に達しない重度の汚染排出企業10社を操業停止にするなど、更なる対策も進めているという。

 記者会見の席上では、外国メディアから「どのように外国の選手に大気汚染の心配がないということを分かってもらうのか」という質問も飛び出したが、同氏は「五輪開催の申請をした際に約束した、大気汚染物質の数字を毎日公表すること、国とWHOの基準数値を満たすこと、年間を通して空気の改善に努めることの3つを遵守すると約束する」と答えた。

北京五輪中、大気の問題なし=対策を強化

中国・北京市環境保護局の杜少中副局長は27日の記者会見で、海外から懸念が出ている今年8月の北京五輪開催中の大気汚染について、排ガスが多いバス、タクシーを新車に交換するなどの対策を一段と強化すると強調し、問題はないとの認識を示した。

 杜副局長は「一般的な気象条件なら、(大気の質は)わが国の基準と世界保健機関(WHO)の要求を満たすことができる」と指摘。

また、これまでの環境対策によって、大気の指標が国家基準を満たした日数は、1998年の100日から2007年には246日に増加したとして、今年はこれをさらに改善させると述べた。

北京五輪に向け緑化工事5月完了へ

 北京五輪に向けた北京市の緑化工事は8割以上が終わり、5月には全工程が基本的に完了する見通しとなった。北京青年報(電子版)が23日までに伝えた。

 北京市では森林公園建設のほか、競技場や道路周辺などで160余りの緑化工事を実施中。五輪向け工事完了後も人工林や緑地の造成計画があり、今年末までに北京市の緑地カバー率は43%、1人当たり公共緑地面積は13平方メートルまでそれぞれ増える見通しという。

五輪の大気対策 北京など10工場を稼働停止

 北京市、天津市、河北省では北京五輪に向けて大気の質を改善するため、北京化工第2工場など重度汚染企業の10工場を稼働停止した。北京五輪大気質保障業務調整グループが1日に開いた第4回全体会議で明らかになった。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

 山東省から排出される汚染物質が北京の大気に及ぼす影響を考え、同省も調整グループに加わった。これにより、北京五輪に向けた大気汚染対策の範囲は、北京市、天津市、河北省、山西省、内蒙古自治区、山東省の6つの省・自治区・直轄市にまで広がった。

 北京市環境保護局の担当者によると、北京市と周辺地域では大気の質が相互に影響を及ぼすことから、五輪期間中の大気を良好に保つため、他の省や市とも連携する必要がある。北京市と周辺地域は一連の大気汚染対策の一環として、「火力発電ユニット脱硫プロジェクト」を計画通り進めてきた。脱硫装置の発電容量は07年末に1万7千メガワットに達し、全体の75%を占めるまでになった。

「人民網日本語版」2008年2月3日

五輪に向け、北京で禁煙エリアを拡大

 北京五輪まであと200日足らず。北京政府はこのほど、五輪誘致の際に承諾した「ノースモーキング・オリンピック」を実施するために、「北京市公共の場における禁煙に関する若干の規定(審査稿)」を公布した。同「規定」により、北京市内のビジネスエリア、レストラン、ホテルなど公共の場での禁煙を推し進めていく。

 この新たな禁煙規定は、少なくとも400万人近くの喫煙者に影響を及ぼすことになる。中国全土における喫煙者は約3億5千万人、環境たばこ煙による非喫煙者の死亡者は、年間10万人とも言われる。

 同「規定」は現在、市民の意見を募っており、北京政府が1996年に公布した禁煙規定と比較すると、さらに厳格化され、公共の場での禁煙エリアも拡大された。今回初めて、体育館やトレーニング・ジム及び博物館など文化財を保護している公共の場は室内外を問わず一切禁煙となり、レストラン、ホテル、旅館、招待所、教育訓練施設、リゾート施設などでは室内での禁煙が規定された。

 また、レストランやホテルでは、換気設備が整った喫煙室や喫煙エリアを設け、その標識を設置することができるが、ホテル内の禁煙客室の比率は7割を下回ってはならない。

 同「規定」は、今年2月以降に実施される予定。

※先日北京を訪問しましたが、半年前に比べ道路上の吸殻ポイ捨て数が激減していたのには驚きました。タクシーに乗った時に、運転手(喫煙者)に聞いたのですが、やはり煙草を吸えないのは辛いと言っていました。では、私も吸うもで吸いませんか?と言ってみましたが「車内は禁煙です」と頑なに拒否されてしまいました・・・。

北京五輪 IOC、依然大気汚染を懸念

 ローザンヌ(スイス)で理事会を開催している国際オリンピック委員会(IOC)は、11日に北京五輪の準備状況を確認したが、フェリ五輪統括部長が北京市の大気汚染問題について懸念を表した。

 選手の健康に危険を及ぼす可能性がある場合は、競技日程の変更などを検討する考えを明らかにするなど、依然この問題が同五輪の足かせになっている。

 新華社電によると、当地と結んだ同日のビデオ会議で、北京五輪組織委員会の劉淇会長(北京市党委書記)はIOCに対して、今年の北京市の大気の現状について統計値を用いて説明。

 11月22日まで(計326日)、大気の状態が良好な日は226日を数え、昨年の同時期より9日、2級(良)以上の日が増えたとした。

 特に北京五輪を開催する8月に関しては、今年は31日中、2級以上の日が28日あり、1級(優)の日も2日含まれていた。劉淇会長は「これらの統計値は、来年の五輪を良い環境下で実施できるとの自信をくれた」と語ったが、IOCの懸念は解消されていない。

北京五輪 大気汚染対策に一定の成果

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 2007年11月1日、ニューヨーク市の中国総領事館で、国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長は、北京市は五輪までに大気汚染問題の対応策を見つけ出すとの楽観的な見通しを示した。

 ロゲ会長は「現在中国は大気汚染改善に取り組んでおり、来年8月には成果が得られると確信している」とコメントした。工場の燃料を石炭からガスに変更、大規模な植樹、五輪期間中の乗用車使用制限、工場の生産制限などのさまざまな対策が用意されているという。【 その他の写真 】

 さらに、五輪期間中は北京市に設置された20か所以上もの大気汚染測定所が汚染をチェックし、大気状況が基準に満たない場合は競技の実施延期を決定する体制も構築したという。ロゲ会長は競、技日程の変更は不思議なことではなく、以前にも天候不良により日程を変更した先例があると紹介している。

北京五輪は「エコ五輪」基準を満たす

第7回「スポーツと環境世界会議」がこのほど北京で開催されたに当たって、国連環境計画(UNEP)の「2008年北京オリンピック環境審査報告」も時を同じくして発表された。報告の要旨は次の通り。

北京は2008年の五輪大会を確実にエコ五輪にするために多大な努力を払った。五輪開催は触媒のように、北京の環境を急速に改善し、高度成長と環境・健康保護のバランスの問題を解決した。アッヘム・シュタイナー国連事務次長兼UNEP事務局長は「北京オリンピックとパラリンピックの初歩的な環境評価は、今回の五輪大会がエコ五輪の基準を満たすことを示している」と表明した。

北京は多方面で環境保護措置を講じた。これには廃棄物管理、清潔な水の輸送システム、新たなグリーンベルトの建設、敷地面積680ヘクタールのオリンピック森林公園などが含まれる。

北京五輪組織委員会はオゾン層破壊物質の使用禁止の加速、競技場や建築物への高効率エネルギー・エコエネルギー設備の提供面でも成果を上げた。

北京の大気は次第に改善されている。市政府は重度汚染企業の生産停止と移転を完了したほか、天然ガスを石炭に取って代わらせるなど、総体的に汚染性の低い燃料の使用を進めている。これによって、北京市では2000年から2006年の間に、二酸化硫黄や二酸化炭素の排出など、主要な大気汚染指数が軒並み下がった。(編集NA)

「人民網日本語版」2007年10月29日

北京五輪開催にまたも暗雲 スモッグ警報発令。

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2007年10月26日、中国の首都北京(Beijing)で、スモッグ対策のマスクをつけて自転車に乗る市民。

 大気汚染の懸念が高まる中国の首都北京(Beijing)で26日、同市気象当局によりスモッグ警報が発令された。

 新華社(Xinhua)通信が気象当局高官の話として報じたところによると、スモッグは呼吸器系疾患を発症させる恐れがあるため、特に高齢者や幼児は屋外に出ないよう警告。やむを得ない事情で外出する場合はマスクを付けるよう指示している。
 
 場所によっては視界が50メートル以下となったため、北京と他都市をつなぐ主要幹線道路も閉鎖された。北京国際空港(Beijing's Capital International Airport)でもキャンセル便が相次ぎ、数千人の旅行客が足止めされたという。

 新華社は、北京全域を覆い市内を混乱に陥れたスモッグは大気汚染によるものとしている。

 前日には国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ(Jacques Rogge)会長が、同市の深刻な大気汚染に懸念を示し、2008年8月に開催される北京五輪の日程変更の可能性をあらためて示唆している。

 これに対し中国政府は、五輪開催期間中は緊急大気汚染対策を取ると公言しており、北京の大気浄化に自信を示す。

 北京五輪組織委員会は、2008年8月8-24日の開催期間中、市内への車両侵入を制限するとしている。同委員会は8月、車両130万台の市内侵入を禁止する試験措置を実施済みだ。

 このほかにも同委は、建設工事の一時中止、北京近郊の工場の稼働時間短縮や操業停止などの対策をとるとしている。

北京五輪特需か タイで紫檀の違法伐採急増

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タイで紫檀(たん)の違法伐採が増え、8―10月に合計8000本以上が警察に押収された。

10月6日には中部パトゥムタニ県の倉庫で約7000本の紫檀がみつかり、タイ人3人と中国人1人が逮捕された。

 伐採の急増は、来年の北京オリンピックを前に、中国で紫檀の需要が増えているためとみられる

<北京五輪>選手村での飲料水の安全を保証!

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 2007年10月7日、新華社は来年の北京オリンピック大会期間中、すべての関連施設内で安全な飲料水を提供するための国家プロジェクトが始動したことを伝えた。

 中国科学技術部が立ち上げたこのプロジェクトは、正式名を「オリンピック選手村および関連施設での高品質飲料水浄化モデル研究プロジェクト」といい、中国科学院生態環境研究センターが担当する。

 報道によると、同センターではすでに微量有機汚染物質除去装置や新型触媒酸化システム・水質安全検査装置などを自主開発し、これまで9件の特許申請をしている。また、あらゆるニーズに対応できるよう固定式・移動式の飲料水浄化設備も開発。これら新開発された技術をオリンピック選手村等に導入し、安全で衛生的な飲料水の供給を保証するとのこと。

北京五輪 地下鉄料金値下げで大気汚染解消?

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 北京市の南北をつなぐ地下鉄5号線が7日に開通するのを機に、同市は地下鉄の料金を引き下げ、一律2元(約30円)に改定する。2008年北京五輪を前に、排気ガスをまき散らす車の交通量を少しでも削減し、渋滞と大気汚染を解消するのが狙いだが、予想通りの効果をもたらすか、どうか-。

 北京市内には、東西に走る1号線や環状線の2号線など4路線の地下鉄が走る。1、2号線は相互に乗り換えた場合も含め3元(約45円)。1、2号線から八通線に乗り換える場合は4元(約60円)、13号線への乗り換えは5元(約75円)と、料金体系は少々複雑だった。

 北京市全域を網羅しているとはいえず、車の利便性にはかなわない。中国国営新華社通信によると、通勤・通学に地下鉄を利用しているのは約15%にすぎない。一方、北京市の車の登録台数は300万台。市内の幹線道路の渋滞は年々悪化し、大気汚染が深刻化している。

 北京市ではこれまでも、市民に地下鉄やバスなど公共交通機関の利用を呼び掛けてきた。今年に入ってからはバスの住民割引や学生割引も開始。これに続き今度は、全長27.6キロの新線の開通に合わせ、地下鉄料金の引き下げに踏み切った。

 料金体系には2つの案があった。一つは今回採用された一律2元とする案。もう一つは距離に応じた料金体系で、7キロ未満2元、7キロ~14キロ未満3元、それ以上が4元という設定だった。専門家に利用客らを交え討議した結果、収益よりも、分かりやすさと割安感を優先させた。

 新華社通信によると、北京市運輸管理局の劉通亮局長は「一律料金システムは採用しやすく乗客にとっても安い。さらに多くの地下鉄が開通すれば、もっと多くの人々が地下鉄を利用し、地上の交通渋滞は緩和され、大気の質も向上するだろう」と期待する。

 乗客増を促すために、車両を増やし運行間隔も狭める予定だ。北京市では2010年までに公共交通機関利用者の割合を30~40%まで引き上げたいとしている。

北海道知事が北京五輪各国選手団の合宿を積極誘致

北海道の高橋はるみ知事は5日午後の記者会見で、来年の北京五輪をめぐり「時差調整のためや最終合宿地として(選手団に)北海道を活用してもらいたい。各国大使館に売り込んでいきたい」と述べ、 北京入り前の各国選手団の最終合宿を積極的に誘致していく考えを明らかにした。

 環境問題などが懸念される中国での長期滞在を嫌がり、北京入りを遅らす選手が多いとみられるため。今後各国に売り込むため、市町村側のニーズや宿泊施設の規模など基礎データをつくっていく考えも示した。

 知事は「北海道は夏にいろいろな形でスポーツ合宿を受け入れている」と合宿地としての実績をPR。涼しい気候が本番前の調整には適していることも強調した。

 元五輪選手の橋本聖子参院議員から「北京には食の安全の問題もあり、できるだけ遅く入りたいという意向が世界の選手の間にある。(北京に)近い所で合宿をしたいという潜在的なニーズがある」として合宿の誘致を提案された、と経緯も紹介した。

【五輪】環境問題抱える北京

 大気汚染など深刻な環境問題を抱える北京が来年の五輪開催を控え、周辺の少なくとも1000カ所の小規模な炭鉱を閉鎖する意向を持っていると1日、新華社通信が報じた。

報道によると、許可なく採掘しているすべての炭鉱に対してただちに操業を中止し、15日以内に設備を取り外すように命令を下した。


★入場券の支払期限を延長

 北京五輪組織委員会は30日、入場券の中国国内向けの第1次販売分に当選しながら代金を支払わない人が多数いる問題で、支払期限を延長して10月1日以降も可能とすると発表した。

新たな期限は未定。支払いがない場合は第2次販売分の入場券の応募資格はなくなる。

北京大気汚染 改善「不十分」 五輪組織委が表明

2008年北京五輪組織委員会は30日までに、「北京五輪・パラリンピック環境報告」を発表し、同五輪の最大の懸案とされる大気汚染など環境問題について「五輪開催地としてはまだまだ不十分」と認めた。さらに、五輪関係者の健康を守るために「これから取り組むべきことが大いに残されている」と懸念を表明した。

 記者会見した同組織委工程・環境部の余小萱副部長は「北京の空気の質は年々良くなっているが、欧米の都市とは依然大きな開きがある」と指摘。汚染緩和が十分行われたと評価するには「遠く及ばない」と述べた。

 余副部長によると、北京の空気が昨年、生活や活動に影響のない「二級」水準に達した日は年間66%。特に二酸化硫黄と二酸化窒素への対策が遅れており、環境対策が不十分な工場の閉鎖や大型ボイラーの改善などを進めているという。

 国際オリンピック委員会(IOC)は10月下旬、北京で世界スポーツ・環境大会を開催し、環境面の取り組みへの評価を行うことにしている。

=2007/10/01付 西日本新聞朝刊=

北京五輪期間、空気の質がよい「好天」が続く見込み

北京五輪組織委員会は26日、「北京2008年五輪・パラリンピック環境報告(2001~2006年)」を発表した。同委工程・環境部の余小萱副部長は記者会見で、五輪開催期間(8月8~24日)には空気の質が「良」に相当する2級レベルをクリアするとの見方を示した。人民日報系の北京紙「京華時報」が伝えた。

余副部長の指摘によると、空気の目標値達成状況をみると、北京市では今年6~8月に高い目標達成率を記録した。昨年8月は目標達成日が30日に上り、今年8月は28日に上った。こうした状況を土台に、今年は石炭燃料ボイラー1500台を改造し、すべての発電所で脱硫装置や窒素・酸素化合物の除去装置といった環境保護設備の設置を進める。大気中の、ガソリンスタンド、石油倉庫などから排出された石油・天然ガスを含む危険物の回収も進める。また五輪開催期間には交通規制措置を取り、一部の土木作業や石材加工作業、コンクリート撹拌作業などを一時的に停止する。こうした試みにより、来年8月の五輪開催中、空気の質は連日2級レベルをクリアすることが見込まれる。

同報告では主に、エコ五輪実現に向けた01~06年のプラン制定状況や建設作業の進行状況などを紹介している。6年間に北京市の汚染物質指数は13.8%低下し、06年は空気の質が2級レベルをクリアした「好天」が66.1%に達した。また6年間に深刻な汚染や住民の苦情に基づき整備や移転が行われた企業は197社に達し、うち北京煉焦化学工場など141企業は生産停止・移転処分を受けた。

「人民網日本語版」2007年9月27日

北京五輪組織委、協賛企業にオゾン層保護を呼びかけ

北京オリンピック組織委員会工事・環境部の余小萱副部長は26日、「北京2008年オリンピック、パラリンピック環境報告(2001-2006)」を発表、この中でオリンピック協賛企業に対しオゾン層の保護を求めた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

この報告は7章に分かれ、オリンピック誘致成功以来6年にわたる北京オリンピック組織委のこれまでの活動に対しての総括を行った。報告によれば、「グリーン五輪」は2008北京オリンピックの3大テーマの一つで、オゾン層保護のアピールは「グリーン五輪」の理念を実現するための重要な事項である。

北京五輪の準備段階において、北京オリンピック組織委は、フォルクスワーゲン中国、コカコーラ、マクドナルド、海爾(ハイアール)などの協賛企業と環境保護の面で交流を行い、これら企業に対し各自の領域でのオゾン層保護を呼びかけてきた。これらオリンピック協賛企業は全力を尽くし、ともに「オゾン層に優しいオリンピック」を建設していくことを表明している。

報告によれば、北京市環境保護科学院は新設あるいは改築された全てのオリンピック会場館内の空調と消防施設に対し全面調査を行い、2006年末までに31会場のうち29 会場の経営者がすでに、オゾン層に影響のない高品質環境保護冷房システムの導入を決定、承諾している。

「人民網日本語版」2007 年9月27日

北京タクシー、来月から全面禁煙=五輪控え・・・

 【北京20日時事】20日付の中国各紙によると、北京市は来年8月の五輪開催を控え、タクシーの全面禁煙化を10月から実施することを決めた。運転手の喫煙を発見した乗客が携帯電話カメラで撮影し、市当局が事実を確認すれば、運転手は200元(約3000円)の罰金処分を受けるという。

 北京五輪組織委員会は「無煙(ノースモーキング)五輪」を目指しており、市当局は五輪競技施設のほか、観光名所や大・中規模レストランも全面禁煙にするよう通達を出している。

 中国の喫煙人口は世界最多の3億5000万人。タクシーの全面禁煙で車内からの吸い殻ポイ捨てや乗客を無視した運転手の喫煙を一掃し、国際イメージの向上を狙う方針だ。