北京2008、北京五輪なんでも情報
中国から見た中国と日本の違い

北京五輪:北京市民

北京五輪で住民の強制立ち退き増加

 米国務省は11日、世界各国の人権状況をまとめた2007年の年次人権報告書を公表した。

 「世界で最も組織的な人権侵害国」として、北朝鮮やミャンマーなど10か国を指定したが、昨年まで入っていた中国は外れた。今夏開催される北京五輪にブッシュ米大統領も出席予定のため、一定の配慮をしたとの見方も出ている。

 報告書は中国について、外国メディアに対する規制や労働現場での安全対策などで改善がみられたとしたが、活動家の主張を引用する形で、北京五輪による開発で住民の強制立ち退きが増加したと指摘。「人権の実態はひどいままだ」として、一層の改善が必要と強調した。

 さらに、「インターネットの検閲が増加し、国内メディアへの制約も厳しくなった」と批判。07年末時点で80人の記者やインターネット利用者が投獄されている、とする民間団体の調査結果も引用した。

 また、チベットや新疆ウイグル自治区で宗教活動に対する規制が厳しくなったことにも言及している。

 北朝鮮については、「圧政政権」「孤立国家」と指摘した上で、「国民生活のほぼあらゆる面を管理している」と批判した。

 5日付の米紙ワシントン・ポストによると、北朝鮮の記述をめぐり、核協議への影響を懸念する東アジア担当部局から、「圧政」「孤立」の表現を削除する要請があったとされるが、結果的には前年とほぼ同じ内容になった。

北京五輪再開発の立ち退き 最後の1人を強制排除

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北京市の前門地区で、住宅の取り壊し執行のため警察に強制退去させられる家主(中央)ら

北京五輪に向け、数千人の住民を立ち退かせて再開発中の北京市・前門地区で8日朝、立ち退きに反対して最後まで残っていた男性(42)を数十人の武装した警察官が強制的に排除、ブルドーザーを使って家の取り壊しが行われた。

 国際人権団体は、北京市内で五輪の再開発のために少なくとも125万人が立ち退きを強制されたと指摘。五輪を来年8月に控え、当局のこうした強引な方法は今後も多発するとみられ、批判を浴びそうだ。

 前門地区は、明代から栄えた北京市の下町。男性によると、祖父の代から同地区に住み続け、親族が住んでいた家も合わせて4軒を所有。しかし補償金も支払われぬまま、当局が用意した郊外のアパートへ引っ越すよう求められていたという。

北京五輪消防ボランティア 活動開始

「北京五輪消防ボランティア」の活動開始を記念するセレモニーが3日、中国農業大学で行われた。北京市消防局の関係者によると、ボランティアのメンバーは職業や性別を問わず幅広く募集されており、責任感があり、オリンピックの消防安全活動に貢献したい人は誰でもメンバーになることができる。「法制晩報」が伝えた。

メンバーは活動参加にあたって、「北京五輪消防ボランティア規則」を遵守しなければならない。▽消防に関する法律や安全知識を自発的に学習し訓練会に進んで参加する▽危険な状況下で自分の命を守る技術を身に付ける▽消防部門が組織する活動に積極的に参加する▽遅刻や早退をしない――などが求められる。

第一回目に募集を受けたメンバーは800人、学生や労働者などさまざまな分野から集まった。計画では、五輪前までに消防ボランティアとして200万人のメンバーを集めることになっている。

「人民網日本語版」2007年11月5日

北京で「1万人長走大会」が開催

 「中国共産党第17回全国代表大会の精神を貫徹して微笑みと健康を――2007年秋季北京国際長走大会」が27日午前、北京市昌平区の十三陵ダム沿いで開催された。劉淇・中国共産党中央政治局委員(北京市共産党委員会書記・北京五輪組織委員会主席)と、北京各界の民衆、さまざまな国・地域の留学生、外資系企業の社員など計1万人余りが参加した。

 今回はオリンピック色の際立つ大会となった。十三陵ダム周辺を回る全長17キロのコースは、北京五輪のトライアスロンコースの最も景観の美しい区間をカバー。オリンピックの5つの色にちなんで、各区間を5つのテーマに分け、「赤い喜悦、平安の道」「青い空想、希望の道」「緑の青春、健康の道」「黒い誠信、調和の道」「金の収穫、凱旋の道」と命名した。参加者は各区間を走破するごとに受付所で各色の「リンゴ」を受け取り、ゴールした時点で5色の「リンゴ」を全行程走破の「認証書」などと交換してもらえる。 大会のボランティア活動には、北京五輪とパラリンピックの多くのボランティア申請者が参加した。現在までに70万人以上が北京五輪とパラリンピックのボランティアに申込み、62万人以上が都市ボランティアに申し込んでいる。

北京五輪マスコットの「晶晶」

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 中国の建国節のゴールデンウィーク期間、王府井工芸美術ビルで北京五輪マスコットの「福娃(フーワー)」の販売をしている陳漢英さんには一日の休暇もなかった。「ゴールデンウィークのお客様の数は平日の倍。しかも、その大部分は地方や外国からの観光客で、一々説明する必要があるので、一日中水をたくさん飲んでいた」と語った。

陳漢英さんによると、ゴールデンウィーク期間、北京五輪特許商品の購買者は平日の倍増となり、地方からの観光客数は総数の75%に達した。「福娃」およびほかの北京五輪特許商品の販売量も大幅に増えた。

「欧米の観光客は『福娃』の図案がデザインされたTシャツを気に入るが、日本や韓国などアジアの観光客は、文房具などの中国風の記念品が大好きである。中国の観光客は記念幣、タコ、コップ、メガネを含むすべての特許商品を購買していた」と陳漢英さんは説明した。ちなみに、北京市の王府井工芸美術ビル内の北京五輪特許商品のフラッグシップショップは、北京五輪特許商品が最もそろっている店である。

 陳漢英さんによると、販売の状況から見て、外国の観光客が最も好きなのは「福娃」の「晶晶(ジンジン)」である。無邪気でかわいらしいパンダは最も中国を代表しているので、外国観光客の9割は「晶晶」を買って戻ったという。最も人気があるちょうちん型の記念章を例にとると、デザインがユニークで、模様も美しい。濃厚な喜ばしい雰囲気と中国風な様子、さらに2008年北京五輪エンブレムの「中国印」がつけられ、非常に美しい。

北京五輪、妊婦が盛り上げ

中国陝西省西安市の病院で、妊婦らが来年開かれる北京五輪のマスコットを腹部にペイント。五輪を盛り上げようとの企画で地元は盛り上がっている。(AP)
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中国陝西省西安市の病院で、来年開かれる北京五輪のマスコットを腹部にペイントした妊婦ら。地元住民が五輪を盛り上げようと企画した。
(AP=共同)