北京五輪:インフラ
胡主席 五輪控え「万全の備え」指示
「北京五輪」開幕を8月に控えた中国で、選手団や観光客の移動に欠かせない交通機関の最終チェックが進んでいる。五輪開幕に合わせて開業準備に追われている北京南駅や、空港行きのモノレールなどを胡錦濤国家主席が30日までに相次ぎ視察し、交通機関の安全確保に万全を期すよう指示した。北京-天津間(全長約120キロ)を30分で結ぶ新たな鉄道路線の開業も8月1日に控える。五輪開催に向け国家の威信をかけたインフラ整備は最終コーナーにさしかかっている。
ロイター通信によると胡主席は、全面改築工事がほぼ終わった北京市内の「北京南駅」を視察。さらに五輪前に開業する天津までの高速鉄道に乗車し、最高時速300キロを体験した。
この新路線では、日独が技術協力して中国が国産高速列車として開発した「CRH3和諧号」が、北京-天津間で6月24日に試験走行し、時速394・3キロの最高速を記録している。
この列車は最高時速350キロで走行可能という中国初の国産列車として4月に完成したばかり。日本の新幹線技術やドイツの重電大手シーメンスからの技術をベースにした。北京-天津間で北京五輪を控え、8月1日に全長120キロの新たな路線が開業する予定で最高設計速度は350キロ。両都市間を約30分で結ぶ。
胡主席はさらに、北京市中心部の東直門駅で自ら自動販売機から切符を買って自動改札機を通り、開業前のモノレールに乗車。北京国際空港に到着後、今春に供用開始したばかりの第3ターミナルを視察した。
新華社通信によると、視察を終えた胡主席は、「五輪開幕まで1カ月余り。一流の施設だけではなく一流の管理、サービスで安全第一を心がけなければならない。北京五輪成功と市民へのサービス提供のため、さらなる貢献が必要だ」と職員ら関係者を激励した。
北京:五輪に向け道路標識設置
北京五輪開催まで2カ月を切り、北京市内では各地で五輪の関連施設の方向を示す標識が設置されている。
この交通道路標識は五輪出場選手や観客が出かける際、的確で便利な道路交通誘導のサービスを提供し、五輪・パラリンピック開催時に関係車両や人員がスムーズに目的地に到着できるよう、臨時に設置されたものである。また、標識の色は一般のものと同じ青だが、上部に「Beijing2008」という北京五輪のロゴが書かれており、市内の景観も五輪モード一色となる。
北京五輪 開催中のネット・アクセスを保証
競技の生中継も確約、順調な準備ぶりを強調
中国は、開幕まで130日を切った北京オリンピックの準備を順調に進めており、北京オリンピック組織委員会(BOCOG)は、オリンピックの基準を満たすインターネットおよびメディア・アクセスを保証している――。国際オリンピック委員会(IOC)の幹部は4月3日、BOCOGがIOCのガイドラインに従うと確約したことを発表した。
IOC調整委員会のハイン・フェルブルッゲン(Hein Verbruggen)委員長は、「BOCOGは、インターネット・アクセスを含む生中継などのメディア・サービスをはじめ、ブランド保護、大気改善に向けた緊急環境対策など、あらゆる分野において保証すると確約した。われわれは(BOCOGの姿勢に)満足している」と語った。
IOCは北京オリンピック開催を前に、10回目に当たる最後の北京視察を行っていた。Verbruggen氏は視察中に、これらについて問題提起を行い、BOCOGそれに答える形で、IOCのガイドラインに従うと確約したという。
中国政府は、3月中旬に中国チベット自治区で発生した中国政府への抗議活動の動画が「YouTube」にアップロードされた際、インターネットへのアクセスを一部制限するという対策を行った。
その後中国当局は、北京オリンピック期間中、中国への抗議行動映像を配信させないため、天安門広場からの生中継を禁止する可能性があることを示唆した。また中国当局は、放送中に抗議活動が起こった場合にそのシーンをカットするため、オリンピックの模様を実際より若干遅れて録画で放送するかもしれないとも述べた。しかし、IOCはこれを許可していない。
なお、北京のインターネット・ユーザーらはIDG News Serviceの取材に対し、現在YouTubeは利用可能であると回答した。なお、Wikipediaの英語サイトにはアクセスできるものの、Wikipediaの中国語サイトにはアクセス不可能だという。
北京五輪 会場建設と交通インフラ整備
北京五輪組織委員会の蒋効愚執行副主席は18日に開催された五輪経済市場説明会で、「今年は北京五輪会場・施設の建設が全面的に展開され、未着工の会場すべてと一部会場の改・増築工事が相次いでスタートする。水準の高い、環境保護ニーズに合致した会場が建設されることになる」と述べた。
北京五輪では競技場36カ所と練習場約60カ所が必要になる。競技場のうち、31カ所は北京市内に、5カ所は他地域の共催都市に設けられる。北京市内の競技場のうち、新設される会場は14カ所、改築される会場は14カ所、臨時会場は8カ所。
北京市発展改革委員会の柴暁鍾副主任は説明会で、「北京市は五輪開催のチャンスを全面的に利用して、首都としての都市機能の整備と向上を図る。軌道交通や高速道路、都市自動車道、都市幹線道路の建設を加速させる」と述べた。
柴副主任によると、2008年の五輪開催時までに、北京市の高速道路総延長は現在の500キロから718キロに増え、一般国道・公道の開通区間総延長は1万4700キロ、道路網の密度は100平方キロ当たり87.3キロに増える見通し。都市軌道交通の総延長は現在の114キロから約300キロに増える。これにより、都市の交通状況、人々の交通手段も改善されるとみられる。
五輪インフラの目玉、北京ー天津間900円
北京―天津間の高速鉄道はやや高め?
北京五輪を前に、8月1日に開通が予定されている北京―天津間を30分で結ぶ高速鉄道の運賃は60元から80元くらい(約900円~1200円)になる見込みだ。昨日、人民代表大会の代表で、北京鉄路局共産党委員会の羅金書記が明らかにした。
羅金書記は、その他の政府機関の認可を得なければならず、あくまでも仮決定としつつ、市民の経済力やここ最近の物価高騰などの要素を踏まえた上で、当局が検討を重ねた結果出てきた金額だということだ。現在、北京―天津間を結ぶ鉄道は48元(約420円)。仮に最も安い60元程度ということになっても、一般市民が頻繁に利用するには、『ややお高い』金額ではある。
北京―天津間の高速鉄道は、北京五輪を前にした社会インフラ設備の目玉で、全長120キロ。現在は、1時間かかっている同区間を30分で結ぶ。
現在、発着駅となる『北京南駅』の工事も進んでいる。同氏によると、5月1日から試験運用を始め、高速鉄道の開通する8月1日に正式運用が始まるという。北京南駅は、自動券売機や改札機が設置され(現在の北京地下鉄は全て手売り)、駅員も200名ほどと現状の大型駅より大幅に少なくて済むという。
この高速鉄道開通により、北京と天津の距離はぐっと縮まる。去年、現在の高速鉄道「D号」が導入される前は、1時間半~2時間かかっていた同区間が、一気に『通勤圏』へと変わる。すでに、天津市内は、都市人口の流入を狙って、マンションの建設ラッシュが始まっており、市内の便利のいいところは、北京市内に匹敵するほどの価格高騰を見せている。天津駅の新築工事も現在、順調に進んでおり、北京五輪までには完成予定。五輪によって、北京を取り巻く交通状況も、数年前では考えられないほどの発展を遂げることになる。
五輪に向け、西洋料理の調理師訓練
北京市観光局は、北京五輪の指定ホテルに勤める西洋料理の調理師を対象に、無料で技術訓練を始めた。北京青年報(電子版)が18日までに伝えた。
洋食の朝食づくりやメニューの基本知識の習得に加え、客の要望に即座に応えて料理する技術も教える。高級ホテルの調理師にはイタリア料理、アラブ料理、東南アジアの料理まで習得させる。
北京市観光局は昨年、ホテルのフロントや客室係などの従業員にも訓練を実施した。
北京五輪に向け、ネットの規制緩和を検討

中国政府は、北京五輪期間中のみ、英国放送協会(BBC)などの閲覧が禁止されているサイトにアクセスできるようインターネットの規制緩和を検討している。北京五輪組織委員会の報道官が5日、明らかにした。
五輪組織員会の報道部門トップのWang Hui報道官によると、現在、禁止サイトへのアクセスを防いでいる、いわゆる「グレート・ファイアウォール・オブ・チャイナ(Great Firewall of China:万里の長城「Great Wall of China」をもじったもの)」の規制緩和に向けた協議が行われており、間もなく判断が下されるという。
同報道官は、「これは北京五輪が中国の発展を促進する1つの例だ」と語る。
中国政府はインターネットに厳しい規制を課しており、同国内では、BBCを含む複数のニュースサイトや人権団体のサイトなど、政府が適切ではないと判断した情報は閲覧することはできない。
Wang報道官は、規制緩和は約2万人の海外のジャーナリストが訪れる北京五輪に間に合うように行われる予定だとしながらも、「まだ約束はできない。政府の関係各機関が現在検討中だ」とコメントしている。
北京五輪 競技関連施設、大半が完成
北京五輪組織委員会は28日の記者会見で、同五輪で使用される当地の31競技会場の建設状況について、3月に完成する主会場の国家体育場を除く30カ所が完成済みと発表した。
45の練習施設も、44カ所が完成しているという。
この日は水泳会場の国家水泳センターで竣工(しゅんこう)式が行われ、利用可能となった。
※北京五輪に関して、施設の建設が間に合うかと国外で心配されていましたが、何とか間に合いそうですね!でも、1月に北京市内のホテルに泊まったのですが、同じ部屋が8月には4倍に値段になるそうです。
競技施設以外のインフラも心配ですね(管理人)。
北京五輪にパナソニックのシステム 画質が全面向上

松下電器産業 は7日、パナソニックのメモリー・ニュース取材システム「DVCPRO P2 HDシリーズ」が、8月の北京五輪大会で公式映像記録機器として使用されることが決まったと発表した。同五輪大会放送機構(BOB)との契約も交わしたという。
パナソニックのカメラ・レコーダー「DVCPRO HD」は2006年4月に公式記録フォーマットに選ばれており、今回の契約で、北京五輪国際放送センター(IBC)から世界の放送局に配信される国際映像すべてがハイ・ディフィニション(HD、高精細密度)の画像で制作、配信される。
五輪では06年のトリノ冬季大会で約4割がHD対応だったが、全てがHD化されるのは北京大会が始めて。パナソニックによると、ハイビジョン対応受信機などを使えば、選手の躍動感や表情などから会場の細部まで、リアリティが格段に向上した画像を楽しむことが可能だ。
今回採用がきまった「DVCPRO P2 HDシリーズ」は、テープレスのP2カード採用や、駆動部分がないメカレス構造により、1放送局当たり年間計2トンの二酸化炭素削減が可能という。
写真は北京五輪大会メーン会場の国家体育場(愛称は鳥巣/バード・ネスト)付近に建設中の多機能の放送用アンテナタワー施設。
北京五輪インフラを初受注【シンガポール】STエレク
アジア最大の防衛機器メーカー、政府系シンガポール・テクノロジーズ(ST)エンジニアリングの電子部門子会社、STエレクトロニクスは28日、中国企業と共同で、北京の鉄道管理システムを7,860万人民元(約11億4,400万円)で受注したと発表した。北京五輪関連事業で、大型インフラ受注はシンガポール企業で初めて。
発注者は、北京市軌道交通路網管理服務中心。STエレクは、清華同方、中鉄電気化局集団とともに受注した。STエレクの納入分は3,500万元。
中国当局は五輪開催に備え、都市鉄道網の拡充を進めており、STエレクの共同事業体はこれらを集中管理する指令センター用のシステムを納入する。
この種の総合システムは中国で初めて。第1期工事は五輪開幕前の2008年8月までに終える予定。全システム整備は2011年に終える。運行管理のほか、緊急事態にも対応する。
北京五輪 ナショナルトレセンが完成
トップレベル競技者の強化拠点として、国が東京都北区に整備していたナショナルトレーニングセンターが26日完成し、報道陣に公開された。
10競技の専用施設が入った地上3階、地下1階建ての屋内施設、室内テニスコート(4面)、2棟で合計約250人収容の宿泊施設が完成。
今年初めから使用されている400メートルトラックなどの屋外施設と合わせ、全施設が出来上がった。北京五輪開会式の200日前に当たる来年1月21日に本格オープンの予定。
体操場は45メートル四方、柔道場は1000畳と広く、各所に動作解析用カメラ、モニターを設置。地上6階、地下1階の宿泊施設にはインターネット使用コーナーもある。
総工費は約210億円で土地取得費などを含め総額375億円ほどに上る見通し。年間利用料は、柔道場の場合約1400万円かかるが、そのうち最大3分の2が国から補助される。
中国、北京五輪時の農産物の供給確保を表明
中央農村工作会議が23日、2日間の日程を終えて閉会した。中国は来年、北京五輪の開催年における主要農産物の安定した生産と供給を確保するために一連の措置を講じる。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
会議後に発表された文書は、来年中国政府が農業問題において達成すべき主要任務の1つとして、主要農産物の基本供給「品切れゼロ」の適切な確保、その市場価格の「大幅な上昇や下落」の回避を挙げている。
会議は「主要農産物の基本供給の確保に努め、農民の増収を積極的に促進すること」を、当面の農業・農村事業における6大重点事業の1つと定めている。
主要農産物の生産を確保するため、農地の水利建設、耕地の保護・整備、穀物産地と穀物栽培農家への補助金を含む農業・農村投資の大幅な増加を決定したことが注目される。専門家は穀物栽培農家への直接補助金がさらに増額されることで、来年はその積極性が高まると予測する。
近年中国では穀物・食用油・肉・卵・牛乳・野菜・果物など主要農産物の生産・供給が安定した成長を維持してきたが、昨年末以来、さまざまな要因の影響を受け、穀物・豚肉・食用油など一部の農産物の価格が高騰。他の商品の価格も上昇したことで、人々の大きな関心と中国上層部の警戒を引き起こした。
※北京市内のホテルはオリンピック期間中の宿泊料金を通常の3倍から10倍にすでに設定済みです。そのことから考えれば、食料品の価格高騰も避けられないのではと思います。大気汚染問題といい、北京は世界中の首都の中で最も住みにくい都市になるのではと・・・。
北京五輪 再生水でエコ空調

2007年12月20日、北京のオリンピック村に設置されている温水空調ステーションの様子をチャイナフォトプレスが報道した。
08年北京オリンピック公園の主要設備となるオリンピック村は、総建築面積55万平方メートル、42棟の住居ビルと付属設備で構成されており、世界各国からの1万6000人の競技選手とその関係者を収容する。ここでも“地球に優しい”オリンピックが存分に体現される見込みで、北京天銀地熱開発有限公司が億単位の資金(約15億円以上)を投資して、ここに温水暖房設備を設置した。【 その他の写真 】
こ れは汚水処理場で再生処理を施された再生水を利用するもので、再生処理の際に発生する熱源を利用して空調設備に応用する。夏季の冷房設備に利用される冷却水4.5万tの節約となり、開催期間に起こるヒート・アイランド現象(都市部の異常な気温上昇)を回避する効果が期待できるという。毎年冬季に生産される再生水から利用できる熱源は、石炭に換算すると3600t相当分で、これによって二酸化炭素排出量を8600t相当分抑えることができる。
北京五輪までに多言語ガイド端末を3万台用意
北京市観光局によると、観光区のガイド端末の配備で同市は全国の先頭を走っている。現在市内35カ所の観光区に多言語電子ガイド端末8千台余りが配備されており、来年の北京五輪までには3万台前後に達する見込みだ。
「北京日報」によると、多言語ガイド端末を身につければ、歩きながらヘッドフォンで解説を聞くことができる。天壇観光区のガイド・李欣氏によると、ガイド端末のおかげで大きな拡声器を手に解説を叫ぶ必要がなくなり、観光客の側も騒がしくて「聞こえない」という悩みから解放され、観光地全体が静かで落ち着いた環境に変わったという。
外国人観光客が相手だと、ガイド端末の「多言語」の強みがいかんなく発揮される。
北京市観光局によると、現在市内で使用中のガイド端末で外国語機能が最も優れているのは故宮のもので、22カ国語に対応。頤和園や天壇のガイド端末は11カ国語に対応し、最も少ないものでも中英の2カ国語に対応している。対応言語は増加を続け、北京五輪までには44カ国語対応の機種も登場する見通しだ。
北京五輪に向け 故宮が外国人ガイド募集
北京市中心部にある世界遺産、故宮博物院は、外国人観光客にボランティアで故宮を案内する外国人ガイドの募集を始めた。日本人も対象。11日付の英字紙、チャイナ・デーリーが伝えた。
来年夏の北京五輪を控え、外国人観光客が今後増えることが予想される中、博物院が「観光客と同じ国の人が案内した方が、よりよく故宮を理解できる」と判断した。採用人数は20人程度の見通し。
博物院によると、募集対象は日本語のほか、英語、韓国語、ロシア語などを母国語とする中国在住の外国人。期間は「北京五輪の前後」で、毎週2時間以上できる人を求めている。無報酬。
申し込み方法などは故宮博物院の英語版ホームページで見ることができる。アドレスはhttp://www.dpm.org.cn/english
五輪表彰式の花束配送センターが完成
北京五輪の表彰式でメダルの受賞者らに贈られる花束をつくり、各会場まで届けるための花束配送センターがこのほど北京市内に完成した。
北京五輪で約3000束、パラリンピックで約4000束の花束が必要と見込まれ、すべてが同センターでつくられ運ばれる。
五輪期間中は約30台の保冷車を配備し、各表彰会場に運搬する予定だ。五輪後、同センターは一般の顧客向けに花束配送サービスを提供するという。
北京五輪の外国語ボランティア不足 留学生も参加可
北京五輪ボランティア運営チームの責任者が明らかにしたところによると、北京オリンピックおよびパラリンピックのボランティア募集に対し、73万人もの応募があった。現在、選考作業が進められている。
北京オリンピックをサポートするための、多言語サービスを提供するためのボランティアスタッフを更に募集する必要がある。北京五輪ボランティア運営チームは、すでに応募者の資料の検討を行い、選考業務を進めているが、募集人員に達していない分野もあり、その条件を満たす応募者を求めている。関連部門は12月半ばから、新たな言語スタッフの選考業務を始める予定。
北京オリンピックでは、英語、フランス語、スペイン語、ロシア語、アラブ語、日本語、ポルトガル語、ドイツ語、韓国語など55種類の外国語サポートサービスを提供する。いずれかの外国語のコミュニケーション能力に長け、五輪ボランティアの応募条件に合う人の応募を歓迎している。北京市の大学教師、北京市在住の外国籍留学生(教師)は、各校の共産主義青年団(共青団)委員会で応募が可能。その他の社会人も、北京18区(県)五輪ボランティア募集のウェブサイトで応募できる。詳細は、「volunteers.beijing2008.cn」を参照。問い合わせ電話番号は、「12308」あるいは「51601208」。
「人民網日本語版」2007年11月22日
北京、五輪開催中の交通規制はしない方針
2008年夏季五輪開催地の北京(Beijing)市当局は6日、五輪開催中の交通規制を行わない方針を明らかにした。新華(Xinhua)社通信が報じた
国際オリンピック委員会(IOC、International Olympic Committee)は北京市で深刻化する交通渋滞と大気汚染を懸念している。だが新華社通信が報じたところによると、北京市交通当局筋は上海(Shanghai)市が施行しているような自動車の所有制限を採用する代わりに、所有者に対して自家用車の使用を控えるよう呼び掛けていくという。さらに市内の交通網を改善することで、自主的に自家用車から公共交通機関への移行を促してゆく構えだ。
北京市に登録されている自動車は8月までに308万台にのぼり、2世帯に1台の割合。景気拡大に伴い、更なる増加が見込まれている。
五輪期間の北京ホテル、過去の開催都市より低料金
北京市観光局担当者は29日の記者会見で、五輪施設周辺の各ホテルの宿泊料金高騰に関する各報道に対し、2007年北京五輪開催期間中の北京のホテル宿泊料金は、これまでの五輪開催都市のホテル宿泊料金より高くなることはありえないことを明らかにした。北京五輪提携ホテル百数軒の平均宿泊料金は、五輪招致時の承諾基準をやや下回るという。中国新聞社が伝えた。
北京市観光業者協会の徐錦祉・副会長は、同記者会見において、「立地場所や規模、五輪施設との距離など各条件は、北京のホテル宿泊料金に影響を及ぼすが、料金差がいかに大きくとも、何倍も違うということはありえない。噂されているほど高い料金にはならないことは確実だ」と述べた。
北京五輪組織委員会選手サービス部の向萍・副部長は、北京市は五輪招致時の承諾事項を守り、五輪開催期間中の北京のホテル標準宿泊料金として、契約した提携ホテル122軒のうち、5つ星ランクは2960元、4つ星ランクは2320元、3つ星ランクは1600元と設定した。この提携ホテルの平均価格は、承諾内容よりやや低く抑えられている」と語った。
北京市観光局の熊玉梅・副局長によると、五輪開催期間中の北京の宿泊資源は十分で、総需要量とのバランスは保証されており、各種ランクのホテルが観衆の多様なニーズを満たすことが可能という。
熊副局長はまた、北京が保有する1日あたりベッド数は国内外観光客のニーズを完全に満たすことが可能で、量的にはかなり豊富な状態だと語った。熊副局長はさらにホテル関連最新データにもとづき、北京で宿泊者を受け入れる星ランクホテルと旅館施設は計5780軒、客室数は32万8400室、ベッド数は64万6400台と紹介した。
熊副局長は、「北京市内ではここ1年で約100軒の星ランクホテルを改築した。このほか、5千軒余りの旅館施設を擁し、このうち900軒が来年の五輪宿泊施設基準に達するべく尽力している」と述べた。
「人民網日本語版」2007年10月30日
北京五輪 外国人にもわかりやすく

2007年10月20日、北京市の公安機関は五輪会場・訓練施設・五輪特約ホテルと病院などの看板533か所を交換したことを明かした。現在までの統計によると、北京五輪に備え市全体で看板4万か所の交換が必要になるという。
北京五輪には諸外国から大量の旅行客が北京を訪れることが予想されているが、北京市に詳しくない外国人が道に迷わないように道路や建物の看板を取り替えることが必要とされている。民警の調査によると、不正確な表記など交換が必要な主なものは全市で道路の標示1386か所、居住区の看板1万061か所、ビルの看板6305か所が必要になるという。
現在、五輪会場・訓練施設など重要関連施設533か所の交換が終了している。
五輪組委会副主席 絶対安全を保障
五輪組委会副主席の劉敬民北京副市長は19日の会見で、「北京夏季五輪は絶対安全な大会になることを保障する」と強気の姿勢を示した。
北京夏季五輪大会に向け、国家公安省が先頭指揮に立って、各関係部省や武装警察部隊が共同参加する国家レベルの安全防犯システムをすでに構築したという。これにより上下貫通左右カバー、指揮系統を編成し、突発事件の処理に対応する。
北京五輪組織委員会は2008北京夏季五輪大会の安全警備計画を制定した。過去五輪大会で起きた事件を詳細に分析したうえで、要人警備、緊急救援、現場の安全誘導、突発事件処理、国際儀礼などにわたる対応処理方法を明確にしている。
劉副主席は、「防犯に対する取組は初期準備作業から始まった」と強調。すべての五輪競技施設はみな設計から工事まで全過程において、終始安全警備員の監視のもとに行われており、安全保障上では安心できるという。
2008年の北京五輪組織委員会は北京五輪大会の安全を確保するため、各競技場でX線設備による観衆携帯品の検査を行うほか、すぐに入場者身分を識別できるため、開閉式をはじめとする重要な活動で入場券にID情報を埋め込むRFID技術を採用した。
予算面では、劉副主席は「招致申請当時申告した16億ドルを上回る20数億ドルになる見通しとし」ており、増加の原因は「安全防犯に対する任務増加及び人民元為替レートの変化によるもの」と説明した。
ほかには、王岐山・五輪組織委員会主席・北京市長の異動説について、劉副主席は「聞いたことがない」としたうえで、「北京組織委員会は責任分担を明確化しておくため、たとえ誰かが異動されているとしても仕事に支障がまったくない」ときっぱりと否定した。
北京五輪 多彩サービス 競う携帯電話

今や、携帯電話の発達は目を見張るばかり。仕事や個人間の意思疎通に欠かせない通信手段であり、新しいサービスや技術が実用化されると社会現象にもつながる。携帯電話サービスの展開ぶりには、さまざまな国情が反映しているようだ。
○『五輪情報』で集客 中国
北京五輪を来年夏に控えた中国では、携帯電話の新サービスも五輪関係が目立つ。最大手の中国移動通信は、携帯を通じた五輪新聞の配信を八月から開始した。
九月十七日、記者の携帯に届いたメールを開くと、テニスや体操など世界各地で行われている五輪予選や国際大会の結果がカラー写真付きで見られた。「五輪会場」のコーナーでは、ビーチバレー場や射撃場などの所在地や施設概要を写真付きで紹介している。「五輪百科」を開くと、一九〇八年ロンドン五輪の記録を表示していた。
五輪の本番中は、すべての競技の経過や結果、選手紹介などが見られるほか、天気予報や一般ニュース、北京の娯楽情報も提供する予定だ。
同社の窓口を訪れた会社員の王弋飛さん(25)は「北京五輪はとても楽しみにしている。中国チームが金メダルをたくさんとるだろう。携帯でいつでもニュースが見られるなんて、うれしいよ」。
両親に買ってもらった三千元(約四万八千円)もの高級携帯を持ち、ふだんはダウンロードした音楽を楽しんでいる。最近は着信したメールやニュースを声に出して読んでくれるサービスも登場した。「車を運転しながら、携帯で五輪ニュースを聞いて通勤したい」と楽しみにしている。
同社はこのほか、抽選で五輪チケットを顧客にプレゼントしたり、たまったポイントで貧困地域に体育施設を寄付したりと、さまざまな企画を準備している。
携帯テレビで北京五輪観戦に中央テレビ「待った!」
中央電視台(中央テレビ、CCTV)体育センターの江和平総監は9日、2008年の北京オリンピック(北京五輪)で、ライセンスがない他社による携帯テレビ電話向けの放送は権利の侵害との見方を示した。
携帯テレビ電話用チップを生産する泰景信息科技(上海)公司の何雲湘営業総監は先日、同社のチップが採用された携帯テレビ電話は、全国の大都市で発射している無料テレビ信号が受信できるため、北京五輪でも中央電視台などの番組が視聴できると発言。これに対し江総監は、「中央電視台は、中国本土で唯一のオリンピック放送機構で、全ての放送権を有している。ライセンスがない企業による五輪番組の放送や転送は権利侵害で違法だ」と述べた。
何営業総監は、権利の侵害には当たらないと主張、既に康佳、長虹(チャンホン)、創維(スカイワース)など国内の携帯電話メーカー20社余りとパートナーシップを締結しており、08年1月には新型携帯テレビ電話が続々と市場に出る予定だという。現在のチップの売上計画枚数は年3000万枚だが、09年には1億枚を見込んでいる。
北京五輪の期間中、中央電視台も国家広電総局のCMMBを採用したモバイルマルチメディア放送を行う計画で、既にオリンピック開催都市6カ所でテストを行った。利用料金も有線テレビと同じ1カ月10元程度を予定しており、安さと通信品質を武器に一気にユーザーの支持を得て標準採用を狙っている。五輪を巡る中央電視台と携帯メーカーの争いの背景には、標準採用での対立もあるとみられている。
北京五輪まで高速道にETC
「第14回高度道路交通システム(ITS)世界大会」が10日、北京展覧館で始まった。これは毎年一回世界各地で開催されるイベントで、中国で開催されるのは今回が初めて。
中国はここで、北京市内のITSをアピール。今年開通した朝陽区のバス路線には「電子バス亭」が導入され、京津塘高速道路では、自動料金収受システム(ETC)の試験運用が始まっているという。
会場には様々なコーナーが設けられており、体験コーナーやITSを勉強するコーナーなど、来場者に「近未来」を楽しんでもらおうという工夫が凝らされている。またエグゼクティブ・セッションでは、米国や日本、EUなどの交通部門責任者が自国のITS普及状況をプレゼンテーション。中国交通部の翁孟勇副部長も「中国のITS計画」を発表した。
中国では現在、オリンピックまでに市内全高速道路のETC設置とGPS搭載車の実用を目指しており、長期的な目標として2010年までに、ITSを軸とする「新北京交通システム」の実現を掲げている。オリンピック会場の中心部には「CO2排出ゼロエリア」が設けられ、移動用に100台以上のハイブリッド・カーが準備されているという。
北京五輪関連施設、連休返上で建設工事急ピッチ

10月1日の国慶節(建国記念日)から7日まで、中国は秋の大型連休を迎えている。この格好の観光シーズンを尻目に、2008年8月の北京五輪大会の主要競技場となる国家体育館「鳥の巣」と国家体育館「鳥の巣」では、建設作業が昼夜フル稼働で進められている。
五輪対応で最先端ローカルネットワーク建設
中国網通(チャイナネットコム)傘下の青島網通はこのほど、2008年までに世界最先端のローカルネットワークを建設する計画を明らかにした。北京五輪(北京オリンピック)に向けた対応の1つで、山東省青島市で開催されるヨット競技に先進的な通信保障サービスを提供する。
青島網通は、現在までに北京五輪における通信計画を既に完成させており、各競技場の通信ネットワーク、海中通信ケーブルを敷設したほか、第3世代(3G)通信のテストネットワークも間もなく建設が終了する見通しだ。青島市の3Gテストネットワークは、規模も大きく、建設難度も高いとされているが、06年3月9日に全国で始めて同社が1本目のテスト通話を成功させた。その後も情報産業部のテスト条件要求を満たし、各段階のテストを順調に終了させてきた。
同ローカルネットワークは、高速ネットワーク、ブロードバンド接続、総合サービスなど、五輪大会のために様々な応用サービスを提供するという。
実効性は「?」北京タクシー全面禁煙
2008年北京五輪で“禁煙五輪”を実現させるため、北京市は10月から市内を走るタクシーの全面禁煙を実施する。「喫煙大国」との悪評を一掃する狙いがあるが、中国の喫煙率は35・8%で、そのうち66・8%が男性。中国の英字紙チャイナ・デーリーによると、北京市では成人男性の約半数が喫煙者といわれるだけに、実効性が上がるかどうか、立ちこめる紫煙で見通しは悪そうだ。
1992年バルセロナ五輪以降、五輪施設の禁煙措置は一つの流れになっている。北京五輪でも選手村や競技施設、観客席を禁煙とすることが決まっている。選手やコーチが利用する練習施設や居住施設でのたばこの販売も禁止している。
五輪を契機に国際的なイメージの改善をもくろむ北京市はすでに、外国人選手や観光客の目につく機会が多いタクシー運転手のマナー改善に着手している。運転中の喫煙やたばこのポイ捨てが目立っていたが、北京市運輸管理局は今年8月に通達を出し、乗客が運転手の喫煙を発見した場合、カメラ付き携帯電話などで撮影し通報するよう奨励。違反した運転手には100~200元(約1500~3000円)の罰金が科されることになっている。
「緑色タクシー」と題された今回の禁煙キャンペーンは対象を乗客まで広げたのが特徴だが、中国各紙は具体的な罰則規定が明らかにされていないことを問題点として指摘する。北京の大衆紙、新京報によると、タクシー運転手ができるのは喫煙をやめるよう乗客に注意するだけ。従わない場合も下車を強制することは規定上不可能で、「乗客の喫煙を阻止する方法がない」のが実情だ。
今年1~2月、中国吉林省長春などで開催された冬季アジア競技大会では、禁煙のはずの体育館内のトイレに、紫煙が充満した。今度は北京市民や訪問者のモラルが問われそうだ。
(2007/09/23 03:13)
五輪控え、空港内に祈とう室=北京
【北京22日時事】22日の新華社電によると、2008年8月の北京五輪に向けて建設が進む北京首都空港第3ターミナルビル内に、乗客向けの「祈とう室」が2カ所設けられる。中国の空港で祈とう室設置は初めて。どの宗教向けのものかは明らかでない。
第3ターミナルは五輪関係のチャーター便などの発着にも使用される予定で、北京の新たな玄関口。米国などから宗教政策を批判されている中国が「信教の自由」への配慮をアピールする狙いがあるとみられる。
北京五輪、晴天目指してロケット弾発射

新華社によると、中国北部の内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)の区都フフホト(Hohhot)に8日、数十人の科学者が集合。上空から化学物質を散布し、雲を分散することで雨が防げるかどうかの実験を行ったという。
この特別任務は、2008年8月8日と24日に行われる開会式と閉会式を晴天にすることを目的とした科学研究の一部。
実験は、3つのグループに分かれた30人の技術者が、飛行機でフフホト上空8000メートルを飛行、半径80キロの範囲内で3時間にわたって化学物質を散布した。散布された物質はヨウ化銀と珪藻岩の2種類で、新華社はどちらも環境に影響はないと明記した。
結果、湿気の高い厚い雲や大きな雲では成功しなかったものの、それほど大きくない雲の分散には成功したと関係者は伝えた。
中国政府はほかにも、五輪開催中に雨が必要となれば人工雨を降らすことが可能なシステムも開発したと発表。悪名高い汚染された空気を、強風で吹き飛ばすこともできるという。
人工雨を降らせるため、市内各地に26のロケット弾の発射台が準備されている。
8月の北京は雨が降る確率が高く、開会式および閉会式で雨が降る可能性は五分五分だとみられている。
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