北京五輪:サッカー
北京五輪サッカー組み合わせ決まる
北京五輪サッカー男女の1次リーグ組み合わせ抽選が20日、北京市内のホテルで行われ、日本は男子がアトランタ五輪金メダルのナイジェリア、オランダ、米国と同じB組に入った。女子は、2大会連続3度目の優勝を狙う米国、シドニー五輪金メダルのノルウェーと強豪揃いの優勝経験国がそろったG組に決まった。
男子(16カ国)はA~Dの4組で1次リーグを行い、各組上位2カ国が決勝トーナメントに進む。女子(12カ国)はE~Fの3組に分かれ、各組上位2カ国と3位の成績上位2カ国の計8カ国が決勝トーナメントに進出する。
北京五輪のサッカーは8月8日の開会式に先駆けて、北京、上海、天津、秦皇島、瀋陽の5都市を会場に、女子が同6日、男子が同7日に始まる。
◇
【男子】▽A組 コートジボワール、アルゼンチン、オーストラリア、セルビア▽B組 オランダ、ナイジェリア、日本▽C組 中国、ニュージーランド、ブラジル、ベルギー▽D組 韓国、カメルーン、ホンジュラス、イタリア
【女子】▽E組 中国、スウェーデン、アルゼンチン、カナダ▽F組 北朝鮮、ナイジェリア、ドイツ、ブラジル、▽G組 ノルウェー、米国、日本、ニュージーランド
北京五輪サッカー女子、出場12か国出そろう
サッカー女子の北京五輪予選プレーオフは19日、北京で行われ、国際サッカー連盟ランク4位のブラジル(南米予選2位)が同45位のガーナ(アフリカ予選2位)を5―1で破り、4大会連続4度目の五輪出場を決めた。
これで北京五輪に出場する12か国が出そろった。
男女の組み合わせ抽選は20日に行われる。女子は12チームが3組に分かれてグループリーグを行い、各組2位までと3位のうち上位2チームが準々決勝に進む。出場国は次の通り。
中国、日本、北朝鮮、ナイジェリア、ドイツ、ノルウェー、スウェーデン、米国、カナダ、ニュージーランド、アルゼンチン、ブラジル。
北京五輪に可能性=なでしこ
会場を埋め尽くした地元中国サポーターの大歓声をものともしなかった。開始15秒で永里の放ったシュートがこの試合に懸ける日本の意気込みを示していた。
激しい攻防の中、16分までに浴びせたシュートは5本。そして19分、「相手のよさを消し、ボールを奪って数多く攻撃を仕掛ける」という佐々木監督の目指すサッカーが形となって現れた。自陣でボールを奪うと、素早く反撃に転じた。近賀の縦パスに永里が抜け出してクロス。詰めた大野が押し込んだ。
その後も攻めの姿勢を貫いた。前半の大野の2点目は、CKで一度はね返されたボールを再び奪い、沢の強烈なシュートがもたらした。3点目は鮮やかなパス回しで完全に相手守備を切り崩し、永里が決めた。
「若手もベテランもなく、チームが一つになった」とエースの沢。日本女子初の快挙を成し遂げた選手たちは、円陣を組み、大声を張り上げて喜びを爆発させた。
昨年12月に佐々木監督が就任して間もないチーム。それでも、自分たちのスタイルで北朝鮮、中国というアジアの宿敵を破った。「やろうとしたことが90分表現できた」と監督。新生日本がこの大会で発揮したパフォーマンスは、8月の北京五輪に大きな可能性を感じさせた。
五輪代表2月米遠征でガチンコ対決
8月の北京五輪に出場するU―23日本代表が2月13~24日の日程で米ロサンゼルス遠征を行うことになった。現地ではU―23グアテマラ代表と2試合行うことが内定。U―23メキシコ代表とは米国かメキシコで対戦する方向で交渉を進めている。
今回の海外遠征は「なかなかできない強豪とやりたい」という反町監督の意向を受け、候補地選びに着手。気候面を考えてオーストラリア、南米なども検討されたが、グアテマラとの中立地での対戦が可能になったことで米国に決定した。
グアテマラ、メキシコとも北京五輪の中南米カリブ最終予選(3月11日開幕)に進出しており、ベストメンバーでの対戦が予想される。反町監督は「北京までに日本の位置を知っておくのはいいこと」と“ガチンコ勝負”を歓迎。選手起用については「試合に出ている選手を使う。そういう意味では海外に行くのはマイナスになることもある」と欧州に移籍する本田圭、水野も特別扱いしない考えを示した。
また、親善試合の合間には米国のプロリーグ・MLSのチームとの試合も計画されている。
北京五輪サッカー:韓国代表
北京五輪サッカー代表にユン・ウォンイル(済州)、チョ・ヨンチョル(横浜FC)、チョ・ドンゴン(城南)ら若手選手が起用された。大韓サッカー協会は21日、朴成華(パク・ソンファ)五輪代表監督が提出したスペインキャンプ(来年1月8日‐27日)参加者リスト25人を発表した。代表に新たに加わったユン・ウォンイルは先月15日にKリーグ新人ドラフト会議で第1ラウンド1位指名を受けたセンターバックで、ユース代表歴はないが目覚ましい成長が認められ電撃的に抜てきされた。
チョ・ヨンチョルは先月6日にグアムで行われたU‐19(19歳以下)アジア選手権大会・対グアム予選戦で10ゴールを決め、歴代各代表チームの1試合個人最多ゴール記録を建てたFW。大学選抜として活躍したこともあるチョ・ドンゴンは五輪代表予備リストに名前が挙がっていたが1度外され、今回再び選抜された。
朴主永=パク・チュヨン=(FCソウル)、イ・グンホ(大邱)、キ・ソンヨン(FCソウル)、パク・チフン(水原)、イ・サンホ(蔚山)、カン・ミンス(全北)、キム・ジンギュ(FCソウル)らこれまでの主力選手もほとんどキャンプ参加メンバーに含まれている。五輪代表の中心メンバーだが現在はけが治療中のオ・ジャンウン(蔚山)とハ・テギュン(水原)は今回のキャンプには参加しない。
五輪代表は来年1月6日午後9時に京畿道坡州の国家代表チームトレーニングセンター(NFC)に召集され、7日午後にスペインに向け出発する。そしてスペイン南部のラマンガかマラガで3週間、キャンプを張る予定だ。ラマンガはヒディンク元韓国代表監督時代の2002年初めに代表チームが1カ月間滞在した場所で、韓国代表は後にワールドカップのベスト4入りを果たした。
北京五輪のサッカー男子
北京五輪のサッカー男子は16カ国・地域が4組に分かれて1次リーグを行い、各組2位までが準々決勝に進出する。
開会式前日の8月7日に競技が始まり、同23日に北京で決勝が行われる。
会場は北京のほか上海、天津、秦皇島、瀋陽。出場資格には23歳以下(1985年1月1日以降生まれ)の年齢制限があるが、オーバーエージ枠としてその年齢を超える3人の出場が認められる。
アジア以外では既にカメルーン、コートジボワール、ベルギー、イタリア、オランダ、セルビア、アルゼンチン、ブラジルが出場を決めている。
反町ジャパン デカモリシを緊急招集
究極の攻撃的人選、FW6人で北京を決める-。北京五輪アジア最終予選の最終戦・サウジアラビア戦(21日・国立)に臨むサッカーU-22日本代表は18日、ベトナムから帰国し、東京都内で約1時間の調整を行った。未明に行われた第5戦の裏カードで首位カタールが敗戦。日本はC組首位に浮上し、最終戦で引き分け以上なら、五輪出場が決まることになる。反町康治監督(43)は同日夜にFW森島康仁(20)の緊急招集を決定。異例のFW6人態勢で運命の一戦に臨む。
ベトナム戦に大勝後、帰路に就く選手たちに、さらなる吉報が舞い込んだ。18日未明に行われた裏カードで、首位カタールが逆転負け。日本はC組首位に浮上し、最終戦2位サウジとの直接対決で引き分け以上なら、北京五輪出場が決まることになった。願ってもない状況に反町監督は「望みどおりの結果」と、笑みを浮かべた。
結果が知らされた瞬間、機内は歓喜に沸いたという。もしカタールが勝っていれば、勝ち点で並んだ状態で裏カードの結果を気にしながらの最終戦となっていただけに、目の前の試合に集中できるのは大きい。MF柏木が「カタールが勝ったら、どうしようって感じだった。良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべれば、MF本田圭は「一番分かりやすい形になった。シンプルでいい」と、腕ぶした。
18日夜、運命の一戦に臨むべく、反町監督が動いた。ベトナム戦のメンバーに加え、累積警告のため出場停止だったFW森島の緊急招集を決定。過去3大会の五輪最終予選でもない例のないFW6人態勢を敷いた。ドローでも五輪切符が手に入る中で、どん欲に勝ちにいくメッセージを人選に込めた。同日J2・草津戦を終えて、群馬県から急きょ東京の代表宿舎に合流したデカモリシは「最後の試合なので頑張ります。そして絶対勝って北京に行きます」と意気込みを語った。
北京五輪アジア最終予選第6戦
21日の北京五輪アジア最終予選C組の最終第6戦2試合の開始時刻を同一にするよう、日本サッカー協会が求めている件で、国際サッカー連盟(FIFA)は7日、「調整できない」と回答。日本は再調整を求めたが、希望通りにならない可能性が高まった。
日本協会・小倉副会長らによると、当初日本はサウジアラビア戦(国立)を午後7時20分、カタールはベトナム戦(ドーハ)を午後7時(日本時間翌22日午前1時)開始で行うことを計画。しかしこの場合、カタールは日本戦の結果をみて作戦を立てられるなど公平性に欠くため、日本は同時刻開催をFIFAに求めた。FIFAは第1案でカタール戦を日本戦に合わせることを提案も、午後1時20分開始となるカタールは暑さを理由に拒否。FIFAは第2案として日本時間午後10時(カタール時間午後4時)開始を提案も、今度は日本が集客などを理由に再調整を求めていた。
日本協会技術委員会はあくまで同時刻を望み、午後10時開始となる可能性も。協会は交通機関に特別措置を求めるなどの準備も進めている。FIFAは8日に再回答するが、決定は遅ければ17日の第5戦・ベトナム戦後となる可能性もある。
▼北京五輪への道
日本とカタールは勝ち点7、得失点差+1で並んでいる。総得点で4のカタールが首位、3の日本は2位。北京五輪出場権を獲得するのはグループ1位のみ。日本が“自力突破”を決めるには残り2試合2連勝が絶対条件。カタールも2連勝した場合は得失点差や総得点の勝負。カタール、日本がともに1勝1分け以下の場合は、サウジアラビアにも可能性が出てくる。日本がベトナムに勝ち、サウジがカタールに勝った場合は、日本とサウジの最終戦で五輪進出チームが決まる。
北京五輪 反町ジャパン、新ボランチ布陣に手応え
U-22(22歳以下)サッカー日本代表は13日(日本時間14日)、当地のアルシャバブ競技場でU-22韓国代表と非公開で練習試合を行い、3-0(前半1-0)で勝った。決定力不足と言われたFW陣が2得点で、これまで現チームでの対戦成績2引き分けだった韓国を初めて撃破した。しかも本題の新布陣、ボランチのテストに関して、反町康治監督(43)は「収穫? それはもちろん」とニヤリ。北京五輪アジア最終予選を前に、上々の仕上がりでテストマッチを終えた。
報道陣もシャットアウトの日韓戦。ファウルの笛が幾度となく吹かれ、激しい一戦だったことがうかがえた。火花バチバチの宿命の対決だったわけだが、日本は見事、凱歌を挙げた。
「結果はどうでもいい。内容は五分五分だった」。完勝に色めき立つ報道陣を、反町監督は開口一番たしなめた。あくまで練習試合。カタール戦へ向け、試したことの成果が重要だった。そのテストの結果は?
「もちろん。成果のない試合はない。紅白戦でも得るものがある」
新布陣が試されたもようで、梶山(FC東京)のケガ、本田拓(法大)の出場停止で穴の空いたボランチも数パターンのテストが行われた。「ご想像にお任せします」とベールに包んだが、指揮官の頭の中でイメージは描かれたに違いない。
さらには、9月8日のアウエー・サウジアラビア戦前のドバイ合宿中に行われた練習試合・アルシャバブ戦で一度だけ結成した平山、森島の“ツインタワー”も再結成。劣勢の展開でのパワープレーの準備と思われる。
「内容も結果も、カタール戦へ向け良い準備となった。決定力不足のチームにはプラスになる」とMF水野(千葉)。公式戦578分間無得点中のFW陣が2得点。最終予選3連勝中の韓国に初勝利。上り調子で、15日、決戦の地・ドーハへと乗り込む。
北京五輪サッカー:U22韓国代表
朴成華(パク・ソンファ)監督率いるサッカーU22(22歳以下)韓国代表が日本と対戦する。
2008年北京五輪アジア最終予選のシリア戦(17日)に向け遠征するU22韓国代表が13日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで日本と親善試合を行うことになった。
大韓サッカー連盟は2日、「朴成華監督の要請によりドバイでの合宿期間中にU22韓国代表の親善試合を行うことにし、その対戦相手として日本が最終的に確定した」と発表した。
U22日本代表もカタール戦に向け、ドバイで合宿をを行う予定だ。
韓国と日本とのU22代表は、これまで11回対戦して4勝3敗4分けと、わずかながら韓国が優位を示している。
さらにサッカー協会は「今回の親善試合は練習試合の意味合いが強い。日本側の要請により、試合は非公開で行う予定」と付け加えた。
U22韓国代表は9日午後、坡州NFC(代表チームトレーニングセンター)に召集され、練習を行った後、夜遅くドバイに向けて出発する。
スポーツ朝鮮/朝鮮日報JNS
反町監督が浦和クラブハウス訪問
U-22日本代表の反町監督が浦和クラブハウスを訪問した。
代表日程に協力を求めるJクラブ行脚の一環で、チームの午前練習終了後にオジェック監督と会談。
報道陣には無言を貫いた反町監督だったが、クラブ幹部には「オジェック監督と良い話し合いができた」と満足な表情を見せていたという。
滞在時間は1時間足らずの短いものだったが、同代表に招集している浦和MF細貝ともコミュニケーションを取っていた。
- 北京五輪のサッカー男子 (07/11/22)
- 反町ジャパン デカモリシを緊急招集 (07/11/19)
- 北京五輪アジア最終予選第6戦 (07/11/08)
- 北京五輪 反町ジャパン、新ボランチ布陣に手応え (07/10/15)
- 北京五輪サッカー:U22韓国代表 (07/10/03)
- 反町監督が浦和クラブハウス訪問 (07/09/20)