北京五輪 聖火リレー
北京五輪:聖火リレー、来月エベレスト登頂
北京五輪の聖火が世界の屋根エベレストに登る。1953年5月に英国の登山隊が初登頂に成功して以来、3000人余りが海抜8848メートルの頂上を極めたが、五輪聖火の登頂は初めてだ。
5月上旬に行われるエベレストでの聖火リレーは、北京五輪組織委員会が世界の関心を高め、チベットが中国領であることを誇示するために準備してきたイベントだ。世界で13万7000キロを回り、8月8日に北京に到着する聖火リレーとは別途行われる。
中国航空宇宙科学研究所は、酸素が不足したり、吹雪となっても聖火が消えない特殊なトーチを開発した。風速18メートルの風、1時間50ミリ以上の雨、氷点下40度という劣悪な条件にも耐えることができる。
聖火を頂上まで運ぶ中国の登山隊は過去1年にわたり特別訓練を重ねてきた。チベット人を含む登山隊は海抜5200メートルのベースキャンプを出発し、中国領のエベレスト稜線伝いに頂上を目指す。途中四つのキャンプを通過する。
北京五輪組織委は、悪天候による失敗を防ぐため、5月初めの天候が最も良い日に日程を組んだ。成功に向け、中国の気象当局は過去1年間、エベレストの気象資料を完ぺきに分析した。中国中央テレビ(CCTV)は登頂過程を生中継する予定だ。しかし、数多くの人命を奪ってきたエベレストでは天候の変化が激しく、聖火の登頂場面が生中継できるかは未知数だ。
中国政府は16日、チベット自治区中南部のティンリとエベレスト北側のベースキャンプを結ぶ山岳道路の舗装を完了した。1億5000万元(約21億9800万円)の資金と10カ月の時間を費やした工事の目的は、聖火リレーに向けた準備と観光客の不便解消だ。その背景には「チベットは中国領」と強調する政治的意図も隠されている。
※チベット自治区での聖火リレー、本当にどうなるのでしょう?