北京五輪:開会式
北京五輪:仏大統領の出席条件
フランスのヤド外務・人権担当相は5日付のルモンド紙に対し、サルコジ大統領が北京五輪の開会式に出席する条件として、中国政府とチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世との対話開始など三つを挙げた。いずれも中国側の受け入れが困難なものばかりで、7~12月に欧州連合(EU)の議長となるサルコジ大統領が欠席を正式に決めれば、EU諸国に同調が広がる可能性も出てくる。
中国政府に対する他の2条件は、国民への暴力的弾圧の停止と政治犯釈放。ヤド氏は「3条件は不可欠だ」と強調し、中国側が応じない場合は開会式をボイコットするとしている。
ヤド氏は、ダライ・ラマとの対話では「チベットの自治とチベット人の精神、宗教、文化的アイデンティティーの承認について」協議するよう要請。政治犯釈放に関しては「チベットでは昨年、僧侶132人が政治犯として逮捕された」とした上で、3月末に懲役3年6月の判決を受けた人権活動家、胡佳氏(34)の「即時釈放」を要求した。