北京五輪:開会式
北京五輪:聖火の点火方式、ネットで予測合戦
8月の北京五輪を控え、開会式で聖火がどのように点火されるかをめぐり、中国ではインターネット上で熱い予測合戦が繰り広げられている。そのシナリオをめぐっては、開会式の総監督を務める映画監督の張芸謀(チャン・イーモウ)氏が最近、「10人だけが知っている機密事項だ」と述べ、関心を集めた。
張総監督は最近、「劇的な演出効果を出すためメーンスタジアムにある特殊設備を設けた」と明らかにした。そして、スタジアム設計者から伝え聞いた内容として、24日には「丑乙」と名乗る人物がインターネット上のブログにやや具体的なシナリオを書き込み、その真偽をめぐり新たな論争を生んでいる。
それによると、点火方式は竜がドラゴンボール(如意珠)を吐き、聖火が点火されるというものだ。このため、別名「鳥の巣」と呼ばれるメーンスタジアムの頂上部には竜の頭部をかたどった火炎放射器が設置され、最後の聖火ランナーが火炎放射器につながる導火線部分に火を付けると、スタジアム全体を火が1周し、聖火が点火されるのだという。ブログの作者は、「秘密」を漏らした人物の話として、「国家体育総局の求めに応じ、安全性検査などを経て、メーンスタジアムの設計を変更し、火炎放射器を設置した」と説明している。
しかし、北京五輪組織委員会は中国メディアの取材に対し、「個人的な想像にすぎない」と完全否定。張総監督も「聖火の点火方式は、8月8日午後8時に開幕式が始まって3時間半後の午後11時半になって初めて明らかになる」と述べ、機密漏えいを否定した。
五輪開幕式のクライマックスとなる聖火の点火式をめぐっては、特殊装置を設置して米プロバスケットボール(NBA)の姚明選手のダンクシュートで点火させようとか、中国初の五輪金メダリストで射撃の英雄として有名な許海峰選手が銃で点火するのが見たい、など市民から奇抜なアイデアも聞かれる。