北京五輪:出場枠
北京五輪出場に花 伊調姉妹 ダブルV
レスリング全日本選手権兼北京五輪代表選考会第2日(22日、東京・代々木第二体育館)は男女7階級を行い、今大会の出場で五輪代表に正式に決まった女子48キロ級の伊調千春と同63キロ級の伊調馨(ともに綜合警備保障)姉妹がそろって優勝した。
姉の千春は決勝で坂本真喜子(自衛隊)との接戦を制し3大会連続5度目、妹の馨は6大会連続6度目の日本一となった。
ともに9月の世界選手権で優勝して五輪代表の座を手中に収めていた伊調姉妹が、優勝で1年を締めた。
妹の馨は「格下相手にそれなりの勝ち方をしなければ」と、今年1年研究してきた両足タックルやまた裂きを容赦なく繰り出し、決勝はわずか1分14秒でフォール勝ち。
一方、姉の千春は「負けても五輪に行けるという思いが出てしまった」。
ライバル坂本真との決勝戦は辛勝だった。千春は北京五輪後の引退も視野に入れているため「私たちは2つで1つの金メダル。アテネで逃した夢をかなえる」と話す声に力がこもった。