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北京五輪:野球

北京五輪予選 星野ジャパンいざ出陣 

北京五輪出場をかけた野球のアジア予選の決勝リーグが1日、当地のインターコンチネンタル球場で開幕する。星野仙一監督(60)率いる日本代表は午後6時(日本時間午後7時)開始の第2試合でフィリピン代表と初戦を戦う。初戦を控えた30日は参加4カ国・地域の監督が集まった公式会見が行われ星野監督は北京切符奪取を宣言。24人の最終メンバーは同球場でナイター練習を実施。“台湾決戦”に向けた最終調整を終えた。

 もう、闘志を隠す必要はない。台湾での準備をすべて、やり尽くした開幕前夜。星野監督が“戦闘モード”に突入した。24人のジャパン戦士の動きをナイター練習でチェック。そして興奮気味に、こう言い切った。

 「人生いつも、気合が入っとるんや、オレは。いい緊張感だ。久しぶりに。そうだな、これだ。これや! 今までとは違う自分がいる」。口ぶりはこれまでとは違う。球場に立っていた男はまぎれもない正真正銘の“燃える男・星野仙一”だ。

 練習前には全選手に円陣を組ませ、中心で猛ゲキを飛ばした。口にしたのは最終メンバー漏れを言い渡した高橋尚、渡辺俊、相川のことだった。「俊介、相川、尚成はみんなに、(北京五輪切符を)託して、帰って行った。その分(五輪)切符を持って帰るぞ!」と伝えた星野監督。3人の無念は痛いほど分かる。その思いが、さらに指揮官の闘志に火を付けた。

 その証拠に、練習前に行われた公式会見では集まった韓国、台湾メディアに向かって「必ずや、北京への切符をとり、日本に帰りたいと思っています」と宣戦布告。24人の最終メンバーについても「順調な仕上がりだ」と言い放った。

 いざ、台湾決戦。さすがに「(心に)いろいろなものが同居している。怖さはオレが一番感じている」と武者震いする星野監督だが、全然、動じてはいない。「やるべきことはやった。オレのプレッシャーを選手が吹き飛ばしてくれると信じている」。闘将を先頭に、星野ジャパンの北京への挑戦がいよいよ、幕を開ける。