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北京五輪:陸上

北京五輪へ マラソン選考会スタート

 北京五輪男女マラソンの国内代表選考会が、女子は18日の東京国際女子マラソン、男子は12月2日の福岡国際マラソンからスタートする。女子は今夏の世界選手権で銅メダルを獲得した土佐礼子(三井住友海上)がすでに代表に内定しており、残り2枠。男子は3枠をかけ、熱戦が繰り広げられる。五輪代表は来年3月の日本陸連理事会、評議員会で決まる。

 ▼女子は東京が注目

 日本記録を持ち、史上初の五輪連覇を狙う野口みずき(シスメックス)と前日本記録保持者の渋井陽子(三井住友海上)。ともに2時間19分台の記録を持つ2人が初戦の東京で激突する。それだけに東京で事実上1枠が埋まる公算が大きい。もちろん野口はそのつもりだ。猛暑の世界選手権を回避し、早くから東京に絞ってきた。国内選考会経由では、東京が北京五輪までの準備時間を最も確保できるからだ。

 故障が重なり、日本記録を打ち立てた一昨年のベルリン以来、2年ぶりのマラソンとなるが、「100%に近い仕上がり。いい感じ」と野口。一方、渋井も「(野口への)チャレンジを楽しみにしている」と訴える。04年ベルリンで日本記録(当時)をマークして以降はマラソン3戦3敗。それだけに渋井は、野口との対決で復活をアピールしたい。

 第2戦となる大阪には、アテネ五輪7位で今年のベルリン5位の坂本直子(天満屋)、初マラソンだった今年の大阪で3位に入った加納由理(セカンドウィンドAC)をはじめ、世界選手権代表の原裕美子(京セラ)の出場も見込まれている。最終戦の名古屋には世界選手権6位の嶋原清子(セカンドウィンドAC)らが出場予定だ。「(選考レースは)完璧(かんぺき)に仕上がり、ピークが合うレースにしたい」と語った高橋尚子(ファイテン)はどちらを選ぶか。またハーフマラソンで日本記録を持つ福士加代子(ワコール)が初マラソンに挑んでくるか、動向が注目される。