北京五輪:サッカー
北京五輪 反町ジャパン、新ボランチ布陣に手応え
U-22(22歳以下)サッカー日本代表は13日(日本時間14日)、当地のアルシャバブ競技場でU-22韓国代表と非公開で練習試合を行い、3-0(前半1-0)で勝った。決定力不足と言われたFW陣が2得点で、これまで現チームでの対戦成績2引き分けだった韓国を初めて撃破した。しかも本題の新布陣、ボランチのテストに関して、反町康治監督(43)は「収穫? それはもちろん」とニヤリ。北京五輪アジア最終予選を前に、上々の仕上がりでテストマッチを終えた。
報道陣もシャットアウトの日韓戦。ファウルの笛が幾度となく吹かれ、激しい一戦だったことがうかがえた。火花バチバチの宿命の対決だったわけだが、日本は見事、凱歌を挙げた。
「結果はどうでもいい。内容は五分五分だった」。完勝に色めき立つ報道陣を、反町監督は開口一番たしなめた。あくまで練習試合。カタール戦へ向け、試したことの成果が重要だった。そのテストの結果は?
「もちろん。成果のない試合はない。紅白戦でも得るものがある」
新布陣が試されたもようで、梶山(FC東京)のケガ、本田拓(法大)の出場停止で穴の空いたボランチも数パターンのテストが行われた。「ご想像にお任せします」とベールに包んだが、指揮官の頭の中でイメージは描かれたに違いない。
さらには、9月8日のアウエー・サウジアラビア戦前のドバイ合宿中に行われた練習試合・アルシャバブ戦で一度だけ結成した平山、森島の“ツインタワー”も再結成。劣勢の展開でのパワープレーの準備と思われる。
「内容も結果も、カタール戦へ向け良い準備となった。決定力不足のチームにはプラスになる」とMF水野(千葉)。公式戦578分間無得点中のFW陣が2得点。最終予選3連勝中の韓国に初勝利。上り調子で、15日、決戦の地・ドーハへと乗り込む。