北京五輪:環境
北京大気汚染 改善「不十分」 五輪組織委が表明
2008年北京五輪組織委員会は30日までに、「北京五輪・パラリンピック環境報告」を発表し、同五輪の最大の懸案とされる大気汚染など環境問題について「五輪開催地としてはまだまだ不十分」と認めた。さらに、五輪関係者の健康を守るために「これから取り組むべきことが大いに残されている」と懸念を表明した。
記者会見した同組織委工程・環境部の余小萱副部長は「北京の空気の質は年々良くなっているが、欧米の都市とは依然大きな開きがある」と指摘。汚染緩和が十分行われたと評価するには「遠く及ばない」と述べた。
余副部長によると、北京の空気が昨年、生活や活動に影響のない「二級」水準に達した日は年間66%。特に二酸化硫黄と二酸化窒素への対策が遅れており、環境対策が不十分な工場の閉鎖や大型ボイラーの改善などを進めているという。
国際オリンピック委員会(IOC)は10月下旬、北京で世界スポーツ・環境大会を開催し、環境面の取り組みへの評価を行うことにしている。
=2007/10/01付 西日本新聞朝刊=
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