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北京五輪:野球

上原&尚成が北京五輪へ本格始動(日刊スポーツ)

 ジャパンの無敗伝道師になります! 北京五輪アジア予選代表最終候補の巨人上原浩治投手(32)が27日、川崎市のジャイアンツ球場で同じく代表候補の高橋尚成投手(32)と本格始動した。上原は国際試合21試合で無敗。星野ジャパンの中で経験、実績とも突出した存在だ。「聞かれたら何でも答えたい」。自身の持つノウハウを惜しげもなく伝授し、投手陣の束ね役となる。

 自主練習中のジャイアンツ球場に、ピリッとした緊張感が漂った。上原と高橋尚はウエート、ランニング、キャッチボールと約3時間、並んで汗を流した。29日から、神戸で北京五輪予選代表候補の自主合宿が始まる。練習後上原は「体を動かさずに(合宿に)行くのは失礼。今日からスタートです。5日間ボールも持っていなかったが、動ける。あと1カ月ちょっと、頑張る気持ちは(シーズン中と)変わらない」と語った。国の威信をかけた戦いに臨むことを、待ちきれない様子だった。

 上原こそジャパンの“生き字引”だ。国際試合21試合に登板し、12勝無敗、防御率1・98。負けられない戦いでの無類の強さは、数字が証明している。

 記憶に新しい昨年のWBC準決勝、韓国戦。7回3安打8奪三振、無失点に抑える快投で韓国戦3連敗を止め、王ジャパンを優勝に導いた。12月1日からのアジア予選で、最大のライバルと目される強敵を「自分のベストピッチ」で封じてみせた。「聞かれたら何でも答えたい。コーチから『言ってくれ』と言われたら、隠さず言いたい。12球団が味方なんだから」と話した。幾多の修羅場をくぐり抜けた経験を、包み隠さず伝授する構えだ。

 前回アテネ五輪に続き、チームの主将はヤクルト宮本。上原は投手陣を束ねる役割を担うことになりそうだ。「大丈夫でしょ! 素晴らしいメンバーだから。オレは言われたところで投げるだけだよ。球児とのリレー? 楽しみだね」。高橋尚とともに新調したグラブは、刺しゅうがすべて決意の金色。28日も、上原はジャイアンツ球場で練習する。【宮下敬至】

 活躍を期待しています。