北京五輪:野球
五輪野球代表 G10人最多候補
北京五輪出場を目指す野球日本代表の星野仙一監督は7日、アジア予選(11月30日~12月2日・台湾)に向けた代表メンバーの1次候補60人を発表した。前回アテネ五輪では7月に候補33人を発表したが、「選手たちに日の丸を意識してもらい、五輪の機運を盛り上げたい」(星野監督)という意図から、早めの発表となった。
選考は故障者をのぞき、今季の活躍を考慮に入れ、すでに100人程度リストアップしていた選手の中から絞り込んだ。このため、現在上位のチームから多く選ばれ、セ・リーグ首位の巨人から高橋尚、小笠原ら最多の10人、次いでパ首位のソフトバンクと中日から7人ずつ選出された。新人は、金刃(巨人)と田中(楽天)の2投手を選出。田中について星野監督は、「好調ソフトバンクを完璧(かんぺき)に抑えた」と、今月2日の投球を高く評価した。
ポジション別では投手29人、捕手5人、内野手15人、外野手11人。日本が出場するアジア予選決勝リーグが韓国、台湾、予選リーグ勝者との3試合の短期決戦ということを考慮し、投手は「先発も中継ぎもできる投手を」(大野豊コーチ)、野手は「一発よりも、攻守ともスピードのある選手」(田淵幸一コーチ)を重点的に選んだという。
星野監督は「あくまでも1次選考。今後復帰したけが人や大きく伸びた選手が新たに入ることもある」とし、予選直前に決める24人には今回の60人以外からも選出する可能性も明らかにした。
また、この日のプロ野球実行委員会で、来年8月の北京五輪期間中も基本的にペナントレースを継続する方針となった。
今後は、日本が準決勝や決勝に進んだ場合に公式戦と日程が重ならないようにすることや、多数の代表選手が選ばれたチームに配慮してペナントレースの日程を少し後ろにずらすなど、弾力的な編成を検討する。