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2007年09月 アーカイブ

2007年09月03日

北京五輪、土佐内定で激震、北京へ尚子も

 「私も次に続く」。土佐礼子(31=三井住友海上)の銅メダル獲得に、シドニー五輪金メダリストの高橋尚子(35=ファイテン)も刺激を受けた。土佐の北京五輪代表内定で残る代表枠はわずか2人。高橋に加え、アテネ五輪金メダリストの野口みずき、前日本記録保持者の渋井陽子、さらにマラソン転向を示唆した福士加代子らによる代表切符争奪戦が一気に激化する。残る選考レースは11月の東京国際、来年1月の大阪国際、同3月の名古屋国際の3レース。11月の東京国際には野口と渋井が出場予定。高橋も今月中に選考レースを決める。

 土佐の劇走は北京五輪の代表争いに激震をもたらした。合宿先の米ボルダーで結果を知った高橋は「おめでとうございます。私も次に続けるよう頑張ります」とマネージメント担当を通じて意欲的なコメント出した。昨年11月の東京国際で土佐に敗れて世界選手権出場を逃しただけに、期するものがあったのかもしれない。出場する選考レースは今月中に決める。

 女子マラソンの五輪代表選考はいつも激戦が繰り広げられてきたが、土佐の代表内定でこれまで以上に厳しさが増しそうだ。残る2枠を高橋、野口、渋井、さらにトラックの女王の福士らそうそうたる顔触れが狙っている。11月からの代表選考3レースへ、戦いは始まっている。

 五輪史上初の連覇を狙う野口は、早くから11月の東京国際へ照準を合わせ、現在スイス・サンモリッツで合宿中。本番では前日本記録保持者渋井との一騎打ちになる。相次ぐ負傷でフルマラソンは2年ぶり。「今回は外せないレース」と細心の注意を払っている。

 福士は前日1日に「マラソンをやってもいい」と北京五輪挑戦を示唆。来年1月の大阪国際出場が有力だ。トラック種目で複数の日本記録を樹立したスピードは、台風の目になる。アテネ五輪7位の坂本は大阪国際、2月の東京を制した新星・新谷は名古屋国際への出場が濃厚。代表決定の3月10日まで、熱き女の戦いが繰り広げられる。

2007年09月13日

北京五輪、晴天目指してロケット弾発射

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 来年の北京五輪を雨で台無しにしないように、中国の科学者らが空の雲を「消す」実験を始めている。国営通信の新華社(Xinhua)が10日、伝えた。

 新華社によると、中国北部の内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)の区都フフホト(Hohhot)に8日、数十人の科学者が集合。上空から化学物質を散布し、雲を分散することで雨が防げるかどうかの実験を行ったという。

 この特別任務は、2008年8月8日と24日に行われる開会式と閉会式を晴天にすることを目的とした科学研究の一部。

 実験は、3つのグループに分かれた30人の技術者が、飛行機でフフホト上空8000メートルを飛行、半径80キロの範囲内で3時間にわたって化学物質を散布した。散布された物質はヨウ化銀と珪藻岩の2種類で、新華社はどちらも環境に影響はないと明記した。

 結果、湿気の高い厚い雲や大きな雲では成功しなかったものの、それほど大きくない雲の分散には成功したと関係者は伝えた。

 中国政府はほかにも、五輪開催中に雨が必要となれば人工雨を降らすことが可能なシステムも開発したと発表。悪名高い汚染された空気を、強風で吹き飛ばすこともできるという。

 人工雨を降らせるため、市内各地に26のロケット弾の発射台が準備されている。

 8月の北京は雨が降る確率が高く、開会式および閉会式で雨が降る可能性は五分五分だとみられている。

2007年09月14日

北京五輪に向け危機感=全柔連

 全日本柔道連盟の吉村和郎強化委員長ら幹部が19日、成田空港で記者会見し、リオデジャネイロで開催された世界選手権を改めて総括した。

 女子は8階級中7階級でメダルを獲得し過去最高の成績を収めたものの、男子は金メダルが五輪種目にない無差別級のみで有力選手が相次いで敗れた。

吉村強化委員長は「厳しい戦いだった」と危機感を示し、「今後、徹底的に追い込んだ練習をして来年(の北京五輪)は柔道旋風を巻き起こしたい」と話した。斉藤仁男子監督は「北京五輪まで1年を切っている。一丸となって今回の結果を挽回(ばんかい)したい」と誓った。

2007年09月15日

太田・九国大3年 北京五輪出場へ大きく前進

 17日にタイ・チェンマイで開幕した重量挙げの男子世界選手権最終日(26日)に、九州国際大3年の太田和臣が105キロ超級で出場する。太田の成績次第で来年の北京五輪の国別出場枠3以上が決まり、太田自身も北京五輪出場へ大きく前進する大一番だ。今回の日本選手団では最年少の21歳が、大学での競技生活2年余りでスナッチ、ジャーク合わせて約70キロ以上の自己記録を更新した成長力で北京五輪への切符を手繰り寄せる。

 残り1年を切った北京五輪の出場枠争いで新星が大役を任された。今年5月の全日本選手権105キロ超級で優勝。世界選手権の切符を初めて手にした。「(2012年)ロンドン五輪入賞に向けて北京で五輪を経験したい。そのためにも世界選手権で強豪選手を見ておきたい」。世界デビューへ胸を躍らせ、チェンマイ入りした。

 大学入学当時120キロだった体重は、肩回りや下半身の筋力アップで145キロまで増加。それに伴い、トータル310キロだった自己記録が、2年余りで381キロ(スナッチ174キロ、ジャーク207キロ)まで伸びた。「同じペースでいけば来年にも(日本記録の)400キロを超える」。九国大の福田登美男監督は驚異的な成長力に声を弾ませる。

 急成長を支えているのが丈夫な体だ。大きな故障は昨秋の国体前と今夏に腰を痛めたのみ。通常の選手がけが予防に着用する手首のバンテージやひざのサポーターは一切つけていない。「中学時代に柔道をしていたおかげで体は柔らかく、力が関節から周りの筋肉に逃げてくれる」。太田は自らの体の秘密を明かした。

 ルーツも成長を保証する。軍人だった祖父はイギリス人で、曾祖母はポーランド人。太田もその血を受け継いでいる。「病院で調べてもらったら、骨格が日本人と違い、肩回りに筋肉がつきやすいそうです」。スナッチ、ジャークとも技術はまだまだだが、盛り上がる肩の筋肉をフルに使い、強引にバーベルを引き上げるスタイルは欧米の強豪選手に近いという。

 太田が出場する105キロ超級は全階級の最後。太田が試技を成功させて国別対抗戦の順位を得られる25位以上になれば、日本の出場枠が増える可能性もある。「3枠あれば将来性を考えて太田が選ばれる可能性が高まる。何とか日本チームに貢献してほしい」。福田監督は教え子の双肩に期待をこめた。

2007年09月16日

『北京五輪でリベンジ』 富山出身 滑川競歩の山崎選手

 世界陸上大阪大会の男子50キロ競歩に出場した富山市出身の山崎勇喜選手(23)=長谷川体育施設所属=の講演会「不屈の闘志」が十八日、滑川市の早月中学校であり、世界陸上のレースを振り返りながら、北京五輪に向けての意気込みを語った。

 大会では、係員の誘導ミスにより周回不足のため途中棄権扱いとなった山崎選手。「先頭集団の中で積極的なレースをして、トップクラスの力を肌で感じた。レース最初から舞い上がって、頭が真っ白になってしまい、冷静さを失った。同じ失敗はしない。来年(北京五輪)は金メダルを取って、リベンジしたい」と決意を語った。

 また、高校時代にけがで長距離から競歩に転向した時やタイムが伸び悩んで挫折した大学時代の経験などを語り、スポーツや受験勉強に励む生徒たちに「夢は絶対にあきらめないで。人との出会いを大事に、夢という山の頂上に向かって一歩一歩確実に登っていってほしい」とエールを送った。

 山崎選手は、アテネ五輪男子50キロ競歩で16位。世界陸上ヘルシンキ大会男子50キロ競歩で8位入賞した。二〇〇六年の日本選手権男子50キロ競歩で、3時間43分38秒の日本記録を樹立している。

 講演会は、第一回「生き方を学ぶ」講演会として行われ、同校の全校生徒三百四十七人が参加した。

2007年09月17日

北京五輪、妊婦が盛り上げ

中国陝西省西安市の病院で、妊婦らが来年開かれる北京五輪のマスコットを腹部にペイント。五輪を盛り上げようとの企画で地元は盛り上がっている。(AP)
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中国陝西省西安市の病院で、来年開かれる北京五輪のマスコットを腹部にペイントした妊婦ら。地元住民が五輪を盛り上げようと企画した。
(AP=共同)

2007年09月18日

北京五輪競技日程に遺憾の意、NHK

 国際オリンピック委員会(IOC)が2008年の北京五輪で競泳、体操の決勝を午前中に実施すると決めたことについて、NHKの橋本元一会長は6日、アジア太平洋放送連合(ABU)会長として「強い遺憾の意」を表明、決定に抗議した。7日から始まるABUの北京総会を前に現地で会見し、明らかにした。

 橋本会長は、「アジア太平洋地域の人々は、近隣の中国で開催される大会にもかかわらず、生活の中の最適な視聴時間帯で競技を見られなくなる」と指摘。IOCに対し、「開催時間に関して十分な配慮と公平な判断を行ってほしい」と訴えた。今回の競技時間決定については、IOCが米国向け放送権を持つ米NBCテレビの要求を受け入れた経緯がある。

2007年09月19日

五輪野球代表 G10人最多候補

 北京五輪出場を目指す野球日本代表の星野仙一監督は7日、アジア予選(11月30日~12月2日・台湾)に向けた代表メンバーの1次候補60人を発表した。前回アテネ五輪では7月に候補33人を発表したが、「選手たちに日の丸を意識してもらい、五輪の機運を盛り上げたい」(星野監督)という意図から、早めの発表となった。

 選考は故障者をのぞき、今季の活躍を考慮に入れ、すでに100人程度リストアップしていた選手の中から絞り込んだ。このため、現在上位のチームから多く選ばれ、セ・リーグ首位の巨人から高橋尚、小笠原ら最多の10人、次いでパ首位のソフトバンクと中日から7人ずつ選出された。新人は、金刃(巨人)と田中(楽天)の2投手を選出。田中について星野監督は、「好調ソフトバンクを完璧(かんぺき)に抑えた」と、今月2日の投球を高く評価した。

 ポジション別では投手29人、捕手5人、内野手15人、外野手11人。日本が出場するアジア予選決勝リーグが韓国、台湾、予選リーグ勝者との3試合の短期決戦ということを考慮し、投手は「先発も中継ぎもできる投手を」(大野豊コーチ)、野手は「一発よりも、攻守ともスピードのある選手」(田淵幸一コーチ)を重点的に選んだという。

 星野監督は「あくまでも1次選考。今後復帰したけが人や大きく伸びた選手が新たに入ることもある」とし、予選直前に決める24人には今回の60人以外からも選出する可能性も明らかにした。

 また、この日のプロ野球実行委員会で、来年8月の北京五輪期間中も基本的にペナントレースを継続する方針となった。

 今後は、日本が準決勝や決勝に進んだ場合に公式戦と日程が重ならないようにすることや、多数の代表選手が選ばれたチームに配慮してペナントレースの日程を少し後ろにずらすなど、弾力的な編成を検討する。

2007年09月20日

反町監督が浦和クラブハウス訪問

 U-22日本代表の反町監督が浦和クラブハウスを訪問した。

 代表日程に協力を求めるJクラブ行脚の一環で、チームの午前練習終了後にオジェック監督と会談。

 報道陣には無言を貫いた反町監督だったが、クラブ幹部には「オジェック監督と良い話し合いができた」と満足な表情を見せていたという。

 滞在時間は1時間足らずの短いものだったが、同代表に招集している浦和MF細貝ともコミュニケーションを取っていた。

2007年09月21日

林、北京五輪代表に内定=日本女子-アーチェリー

 【西安(中国)20日時事】アーチェリーの北京五輪予選のアジア大陸選考会は20日、当地で行われ、日本勢は女子の林勇気(堀場製作所)が2位に入り、3位以内に与えられる五輪出場枠を獲得した。全日本連盟の規定により、林は初の五輪代表に内定。日本女子が獲得した五輪出場枠は最大の3となり、自動的に団体出場権を得た。

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 林は準決勝でインドネシア選手に109-106で競り勝ち、この時点で五輪代表に内定。決勝はインドネシア選手に105-107で敗れた。
 男子の天野良太(近大)は準々決勝でフィリピン選手に102-104で敗れ、五輪出場枠獲得を逃した。

北京タクシー、来月から全面禁煙=五輪控え・・・

 【北京20日時事】20日付の中国各紙によると、北京市は来年8月の五輪開催を控え、タクシーの全面禁煙化を10月から実施することを決めた。運転手の喫煙を発見した乗客が携帯電話カメラで撮影し、市当局が事実を確認すれば、運転手は200元(約3000円)の罰金処分を受けるという。

 北京五輪組織委員会は「無煙(ノースモーキング)五輪」を目指しており、市当局は五輪競技施設のほか、観光名所や大・中規模レストランも全面禁煙にするよう通達を出している。

 中国の喫煙人口は世界最多の3億5000万人。タクシーの全面禁煙で車内からの吸い殻ポイ捨てや乗客を無視した運転手の喫煙を一掃し、国際イメージの向上を狙う方針だ。

北京五輪:開幕式のCM料金は1分3億円!

 北京五輪を1年後に控え、各企業がゴールデンタイムのテレビ広告放映権をめぐり争奪戦を繰り広げている。17日には北京で協賛パートナーとスポンサーが参加し、広告入札が行われたと、19日付中国共産党機関紙・人民日報が報じた。

 最も高額な開幕式の広告放映権を落札したのは乳業大手の伊利集団で、1分当たり2008万元(約3億1000万円)。金額が五輪開催年の「2008」と同じご祝儀相場だ。

 中国中央テレビ(CCTV)広告部の夏洪波主任は、「五輪競技種目のうち人気が高い10種目余りは、高額な広告料にもかかわらず予約が完了した状態だ」と話した。

 しかし、中国のテレビ局における平均広告放映料が1分当たり800元という点からみて、あまりに高すぎるとの非難も出ている。

 今回の入札には60社余りが参加し、特に開幕式と閉幕式の広告放映権を獲得しようと、各社がしのぎを削った。また、中国の国内企業のみならず、多国籍企業も高い関心を示しており、五輪広告をめぐる好況が続きそうだ。

2007年09月22日

北京五輪「鳥の巣」生みの親、世界文化賞受賞者決定。

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【パリ20日】優れた芸術の世界的な創造者たちを顕彰する「高松宮殿下記念世界文化賞」(主催・財団法人日本美術協会=総裁・常陸宮殿下)の第19回受賞者、5部門6氏が決まり20日、常陸宮ご夫妻臨席によりパリ日本文化会館大ホールで発表された。建築部門では、「鳥の巣」のような北京五輪メーンスタジアムで知られるスイス人コンビ、ジャック・ヘルツォーク氏(57)とピエール・ド・ムーロン氏(57)が選ばれた。授賞式は10月16日、東京・元赤坂の明治記念館で行われる。

 来年に開幕を控えた北京五輪のシンボルともいえる「鳥の巣」を生み出した建築家に、一足早くスポットライトが当たった。

 鉄骨構造によるインパクト抜群のスタジアムは、多彩な素材を使って個性的な建物を生み出し続ける2人ならではの作品だ。

 2人はライン川のほとりにあるバーゼル市に生まれ、ともに建築を学び事務所を共同開設するなど一心同体で歩み続けてきた幼なじみ。同市はサッカー元日本代表MF、中田浩二(28)が在籍しているスイスリーグ、FCバーゼルの本拠地。2人ももちろん、大のサッカー好きで知られる。

 バーゼルのサッカー場や、ドイツW杯の会場となったミュンヘンの「アリアンツ・アレーナ」(05年)も彼らの作品。「アリアンツ-」では半透明の外壁が白、赤、青に変わる仕掛けで各国サポーターの目を釘付けにした。

 日本では03年、東京・南青山にプラダ・ブティック青山店を建設。想像力豊かなガラス張りの外観が買い物客の目を楽しませている。

 世界各国で次々とだれにも真似できない建物を生み出す“ファンタジスタ”の2人。ヘルツォーク氏は「世界がわれわれに多種多様な素材を使うように求め、成功しただけ。ただ、それらは使いようで魔法のように素晴らしくなる」と語る。

 01年に建築界のノーベル賞ともいわれるプリツカー賞を受賞。ヘルツォーク氏は「コラボレーションのたまもの」、ド・ムーロン氏は「成功の要因は友情」と互いに感謝を忘れない。2人の絆が生み出す作品が、これからも全世界を驚かせそうだ。

2007年09月23日

北京五輪の聖火リレー、台湾通らず 

台北──国際オリンピック委員会(IOC)は21日、来年夏に開催する北京五輪の聖火リレーについて、中国と台湾の話し合いが決裂し、聖火リレーが台湾を通らないことになった、と発表した。


聖火リレーのルートについては、中国の北京五輪組織委員会が今年4月、ベトナムのホーチミンから台湾・台北を通り、香港とマカオを経由して、中国大陸に上陸するルートを発表。


このルート案に台湾側は、台湾ををおとしめて、中国の一部と見なす意図があると反発。聖火リレーのルート設定期限となっていた21日を前に、中国と台湾の間では話し合いが続けられていた。


しかし、中国側が台湾に対して、聖火リレー中に台湾の「国旗」や「国歌」使用について制限を主張したため、台湾側がこれを認めず、聖火リレーのルートから台湾が外れる結果となった。

北京五輪代表に内定 優勝の伊調千春

 決勝はアテネ五輪以来3年間、伊調千春が待ち続けた相手だった。「どうしても倒したい相手がいる。その先に金メダルがある」。打倒イリーナ・メルレニ。

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女子48キロ級で優勝し、金メダルを手に喜ぶ伊調千春

その思いを最も理解していたのが63キロ級の妹、馨だ。大会前にも自分の練習をそっちのけでメルレニ役を買って出てくれた。「身長も体重も違うのに、その気持ちはうれしい」。妹の応援を支えに、宿敵を倒した。

 銀メダルに終わったアテネ後も、試練は続いた。一昨年は国内選考で敗れて世界選手権出場を逃し、2カ月間、マットから離れた。今年5月のアジア選手権では計量で失格し、一時は今大会への出場も危ぶまれた。

 千春の口からは自然とこんな言葉が出るようになった。「レスリングができるのは、当たり前のことじゃない」。所属する綜合警備保障の大橋監督は千春の変化を感じ取る。「競技への打ち込み方が変わった。ふだんの会話でも、レスリングの技術についてよく話すようになった」

 この日、決勝までの5試合は接戦続きだった。地元アゼルバイジャン選手との4回戦は逆転勝ち。まるでここまでの3年間をたどるような厳しい道のりだった。だが、辛抱強く耐え続けた先に北京への切符があった。

 「最終目標は妹と2人で北京五輪の金メダル」。アテネで果たせなかった夢の実現に、大きく近づいた。

北京五輪 開会式の当選率4・7%

 北京五輪組織委員会は24日、同五輪入場券の中国国内向け第1次販売分の抽選結果を発表し、開会式は2万6000枚の販売枚数に対し55万枚の応募があり、当選率は4・7%だった。

 閉会式の販売枚数は開会式と同じで当選率は15・1%、各競技は計154万枚余りで当選率は34・6%だった。競技別ではバスケット、飛び込み、卓球の人気が高かった。

 全体では72万人余りが計518万枚分を申し込み、中国国内に住む外国人も1万1700人が10万枚以上を申し込んだ。

北京五輪へ再挑戦表明 マラソン原裕美子

 大阪世界選手権の女子マラソン18位の原裕美子(25=京セラ)が21日、北京五輪代表へ「再チャレンジ」を表明した。全日本実業団対抗が行われた岐阜・長良川競技場で「五輪へ再挑戦するつもり。(選考レースは)名古屋か大阪になると思う」と明かした。現時点で来年1月大阪には福士や北海道優勝の加納ら、同3月名古屋には世界選手権6位の嶋原や今年2月東京を制した新谷らが出場する見込みだが、原は05年名古屋、今年の大阪を制した実績がある。

 世界選手権では直前に左太ももを痛めて20キロすぎで脱落、マラソン4回目で初めての大敗した。「足はだいぶ良くなった」。この日もサブトラックを走り込んで汗を流し、着々と逆襲への準備を進めている。

五輪控え、空港内に祈とう室=北京

 【北京22日時事】22日の新華社電によると、2008年8月の北京五輪に向けて建設が進む北京首都空港第3ターミナルビル内に、乗客向けの「祈とう室」が2カ所設けられる。中国の空港で祈とう室設置は初めて。どの宗教向けのものかは明らかでない。

 第3ターミナルは五輪関係のチャーター便などの発着にも使用される予定で、北京の新たな玄関口。米国などから宗教政策を批判されている中国が「信教の自由」への配慮をアピールする狙いがあるとみられる。

五輪聖火リレー問題、中国側が台湾批判

北京五輪組織委員会(BOCOG)は21日夜、北京五輪聖火リレーのルートを巡る台湾側との交渉決裂について記者会見し、蒋効愚・執行副会長は「決裂の責任はすべて、交渉の過程で妨害を繰り返した台湾側にある」と強く批判した。

 蒋副会長は、国際オリンピック委員会(IOC)から交渉期限の20日夜、台湾通過のルートが取り消されたとの通知を受けたことを明らかにし、「台湾の人々の望みをかなえられず残念だ」と述べた。

 その上で「中国側がリレーの際に使う旗などの制限を求めたことが決裂の原因」とする台湾当局の主張に対し、「今年2月に双方で合意していた」と強く反論した。

2007年09月24日

実効性は「?」北京タクシー全面禁煙

  2008年北京五輪で“禁煙五輪”を実現させるため、北京市は10月から市内を走るタクシーの全面禁煙を実施する。「喫煙大国」との悪評を一掃する狙いがあるが、中国の喫煙率は35・8%で、そのうち66・8%が男性。中国の英字紙チャイナ・デーリーによると、北京市では成人男性の約半数が喫煙者といわれるだけに、実効性が上がるかどうか、立ちこめる紫煙で見通しは悪そうだ。

 1992年バルセロナ五輪以降、五輪施設の禁煙措置は一つの流れになっている。北京五輪でも選手村や競技施設、観客席を禁煙とすることが決まっている。選手やコーチが利用する練習施設や居住施設でのたばこの販売も禁止している。

 五輪を契機に国際的なイメージの改善をもくろむ北京市はすでに、外国人選手や観光客の目につく機会が多いタクシー運転手のマナー改善に着手している。運転中の喫煙やたばこのポイ捨てが目立っていたが、北京市運輸管理局は今年8月に通達を出し、乗客が運転手の喫煙を発見した場合、カメラ付き携帯電話などで撮影し通報するよう奨励。違反した運転手には100~200元(約1500~3000円)の罰金が科されることになっている。

 「緑色タクシー」と題された今回の禁煙キャンペーンは対象を乗客まで広げたのが特徴だが、中国各紙は具体的な罰則規定が明らかにされていないことを問題点として指摘する。北京の大衆紙、新京報によると、タクシー運転手ができるのは喫煙をやめるよう乗客に注意するだけ。従わない場合も下車を強制することは規定上不可能で、「乗客の喫煙を阻止する方法がない」のが実情だ。

 今年1~2月、中国吉林省長春などで開催された冬季アジア競技大会では、禁煙のはずの体育館内のトイレに、紫煙が充満した。今度は北京市民や訪問者のモラルが問われそうだ。

(2007/09/23 03:13)

浜口“疑惑判定”への抗議空しく2回戦敗退

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2回戦でスコアボード表示に抗議する浜口。不本意な判定で敗れ、マットを去った(共同)

世界レスリング最終日(23日、アゼルバイジャン・バクー)72キロ級でアテネ五輪銅メダルの浜口京子(29)=ジャパンビバレッジ=が、昨年の決勝で敗れたスタンカ・ズラテバ(ブルガリア)に2回戦で0-2で敗れた。敗者復活戦に回ったが2回戦で敗退。8位以内に与えられる国の北京五輪出場枠も確保できなかった。非五輪種目の67キロ級で井上佳子(19)=中京女大=は3回戦で敗れ、3位決定戦でも負けた。


 メダル死守に向けて臨んだ敗者復活2回戦。ザニベコワ(カザフスタン)にフォール負けを喫した浜口は、ぼうぜんとした表情でマットを降りた。「野獣になる」と必勝を誓った大会だったが、惨敗に終わった。

 本戦は2回戦のズラテバ戦で屈した。昨年は決勝で敗れ、頭突きで鼻も折られた因縁の相手だった。第1ピリオドを落として反撃に出たが、思わぬ事態に見舞われた。

 相手にバックを取られながら投げで応戦。両者そろって横に1回転し、浜口は自分の得点を確信したが、審判員はローリングが決まったとしてズラテバに得点を与えた。これで0-3。スコアボードをたたいて抗議したが、覆らなかった。

 試合終了のホイッスルが鳴ると、女子選手団長を務める父・アニマル浜口氏がマットに上がり「どうなってるんだよ!」と日本語で激怒。コーチ陣になだめられて引き下がったが、娘の不満は収まらない。

 「お父さんが抗議しているのだから、間違いない。何で(相手の)3ポイントなのか、意味が分からない」

 先の柔道世界選手権(リオデジャネイロ)では、男子100キロ超級の井上康生と100キロ級の鈴木桂治が、相手選手を投げた後にバランスを崩したことで相手にポイントが与えられる不可解判定に泣かされた。今度は浜口だ。日本レスリング協会の福田富昭会長は「私の判定では3-1で浜口が勝っていたが判定は覆らない。しっかりポイントを取れるような試合をしないといけない」と話したが…。

 3大会ぶりの世界女王の座を奪還するどころか、8位以内に与えられる北京五輪の国の出場枠まで逃した。浜口父娘の気合は、通じなかった。

★そのとき

 母・初枝さんは、「京子」と書かれた鉢巻き姿でスタンドから応援。娘の敗戦に怒りをあらわにした。試合直後は審判団にブーイングを飛ばし、「負けは負け。結果は覆らない。従うしかない」と興奮気味。控室では落ち込む娘を励まし、「北京をめざしてがんばるしかない」と自身に言い聞かせるように話した。

★首脳陣、北京五輪に警戒感

 五輪実施の女子4階級のうち、日本は3階級を制した。それでも、富山強化委員長は「楽観視できない。外国勢は日本人対策を進めている。北京五輪は簡単にいかないだろう」と警戒心を強めた。

 五輪出場枠も取れなかった72キロ級の浜口については「練習でできていることが、なぜか試合で出せない。原因を突き止めなければいけない」と話した。72キロ級は来年3月のアジア選手権などで獲得を目指す。日本協会の高田専務理事は「(浜口)京子自身に取りに行かせたいが、まずは精神的に落ち着かせたい」と気遣った。

▼五輪出場資格

 女子は各階級16人。世界選手権で8位以内に入れず国別の出場枠を取れなかった場合は、来年に行われる3度の予選会(アジア選手権、第1次選考トライアル、最終選考トライアル)で出場資格獲得を目指す。アジア選手権は来年3月に韓国(仁川)で行われる。

2007年09月25日

五輪再開発に伴い、北京「直訴村」近く強制撤去 

 官僚の腐敗や公安の横暴、司法の不正などを中央政府に訴える陳情者らが住む北京市豊台区の簡易宿舎群、通称「直訴村」の中心部が19日、政府当局が定めた引っ越し期限を迎えた。来年8月の北京五輪に向けた再開発で、近く強制撤去が始まる見通しだ。だが、直訴村で生活する陳情者らは「五輪より人権擁護や腐敗撲滅が必要だ」と反発。陳情者以外の一般住民も数千人が引っ越し先のあてもないまま生活を続けており、強制収用に伴う混乱は必至だ。 

■受付所隣接

 直訴村は、中国語で「上訪村」。地方から中央政府への上訪(直訴)に訪れる人々が多数集まり、寝泊まりするようになったことから、こう呼ばれるようになった。近くに最高人民法院(最高裁)や全国人民代表大会(全人代)の陳情受付所があり、今も2000‐3000人とみられる農民らが野宿したり、1泊数元(1元約15.3円)の簡易宿舎で生活したりしながら陳情を繰り返している。

 この一帯の再開発構想が策定され、周辺整備が始まったのは2005年。近くにある北京南駅がアジア最大規模の巨大ターミナルに建て替えられることになったためだ。

 新駅は13のプラットホームを持ち、北京‐上海間の高速鉄道などの発着駅となる計画で、15年には年間旅客数が1億5000万人を超える見込み。周辺地域も大規模整備の対象となり、直訴村の住民には立ち退き勧告が出されていた。

■16年の苦悩

 立ち退きの期限だった19日正午を過ぎても、直訴村は表向き平穏を保っていた。当局の担当者とみられる男性数人が立ち退きを求めるチラシを各家に投げ入れていたが、取り壊しのための重機や作業員の姿はなく、一般住民の生活は日常のまま。最高人民法院の陳情受付所の前でも、いつものように農民らが座り込んで受け付けの順番を待っていた。

 「再開発を旗印に私たちを排除し、訴えを封じようとしている」。路上のバラックで生活しながら陳情を続ける王次姐さん(64)は、首からぶら下げた直訴状を指さしながら怒りをぶちまけた。

 王さんは河南省洛陽市の出身。1990年に一家7人で同市郊外にある金鉱山に移り住み、金の掘り出し作業に従事していたが、翌91年1月に長男=当時(20)=が鉱山主の自宅から金280グラムを盗んだとの疑いをかけられた。長男は容疑を否認したが、鉱山主と警察官による拷問を受け、2日間殴られ続けた揚げ句に死亡。長男の遺体は見せしめのため、20日間も近くの川に放置されたという。

 王さんは鉱山主と警察官の処罰を求めて奔走。数年に渡る陳情が実り、2人は殺人罪で起訴され、98年に河南省高級人民法院(高裁)で鉱山主は死刑、警察官は無期懲役が確定した。だが、なぜか2人はその後、釈放されたという。

 「カネを払って釈放されたと聞いた。このままでは息子が浮かばれない。司法の不正を暴いてほしい」。王さんは涙ながらに窮状を訴え続けているが、バラックの撤収と出身地への送還は時間の問題とみられている。

■監視強化へ

 北京市では10月15日、5年に一度開かれる共産党大会が開幕する。公安当局は党大会を前に民主活動家らの監視を強化。陳情者によると、北京五輪開催を1年後に控えた8月には多数の陳情者が拘束され、労働教育所などへ移送されるか、地方に送り返されており、直訴村の住民も党大会前に排除されるとの見方が強まっているという。

 また、中国人民民主化運動情報センター(本部・香港)によると、共産党政法委員会は各地の政法委に指示を出し、定期的に北京を訪れている陳情者約10万人を監視し、北京入りを事前に阻止するよう命じたという。

 「再開発に伴う強制撤去は、陳情者を排除する絶好の機会。もう会えないかもしれないが、直訴村の解体を最後まで見届けてほしい」。王さんの陳情仲間で海南省出身の女性(46)は、拘束が近いことを予感しながら、最後まで訴え続ける覚悟を口にした。

=2007/09/25付 西日本新聞朝刊=

中国で五輪入場券代未納者が相当数に

 北京五輪組織委員会の容軍・入場券センター部長は、チケットの中国国内向け第1次販売分に当選した人たちの相当数が「まだ代金の引き落としを終えていない」と明らかにした。24日付の中国紙新京報が報じた。入場券の支払いはクレジットカードか銀行口座からの引き落としで25日までに完了することになっている。

 容軍部長によれば、申込書の書き間違いや残高不足が多いという。

[2007年9月24日20時12分]

浜口誤審に福田会長怒りの一喝

 日本が世界の審判団を一喝した。23日に閉幕したレスリング世界選手権の女子72キロ級で、浜口京子(29=ジャパンビバレッジ)が微妙な判定で敗れたことを受け、日本協会の福田富昭会長(65)が、閉幕後に審判団を緊急招集した。国際レスリング連盟(FILA)副会長でもある福田氏の発言力を利用した迅速な行動。日本に不利といわれる判定にクギを刺す、北京五輪への有効な対策となった。

 審判団の緊急会議を終えて戻ってきた福田氏の口もとが、緩んでいた。「しっかり訴えてきました」。歯にきぬを着せぬ発言と肝の据わった行動力。全競技終了後に約80人の審判団を招集して講習会を行う異例の強権発動で、北京五輪対策を打った満足感が漂った。

 きっかけは、女子72キロ級2回戦で浜口が仕掛けた外無双が相手のズラテバ(ブルガリア)のポイントになって敗れたことだった。通常、外無双は正面から掛ける技だが、浜口は背後に回ったズラテバの右足をとって横転させた。浜口の体勢も悪かったが、相手の有効ポイントとも言い難い。日本の猛抗議が受け入れられなかったことで、福田氏の怒りも爆発した。

 福田氏の強い訴えで開催された講習会には、FILAのマルティネッティ会長も出席。浜口戦のビデオを再生し、判定基準の統一を図ったという。「浜口の2ポイントでもおかしくない」との意見もあり、この試合の審判を務めた4人は個別に注意を受けた。

 日本女子に対する不公平な判定は、何年も前から問題になっていた。世界に先駆けて女子の強化をした日本は、過去に世界選手権で全階級を制覇するなど圧倒的な強さを誇ってきた。そのため、日本つぶしといえる判定が相次ぎ、福田氏も浜口戦後「日本が強すぎるから嫉妬(しっと)があるんじゃないか」と対策の必要性を口にしていた。

 柔道をはじめ、世界での発言力や政治力が足りないといわれる日本スポーツ界。日本オリンピック委員会(JOC)で、選手強化の最高責任者である強化本部長も務める福田氏が、自ら北京五輪対策の模範を示した。

北京五輪出場枠とは、直接関係ありませんが、あえて掲載しました。(管理人)

2007年09月26日

日本レスリング、男女で五輪出場枠5

 【バクー(アゼルバイジャン)23日時事】北京五輪予選を兼ねたレスリングの世界選手権は23日閉幕し、日本は男子グレコローマン7階級のうち2階級(60キロ級、96キロ級)、女子は五輪実施4階級中3階級で五輪出場枠を獲得した。

 日本協会の方針に基づき、グレコ60キロ級2位の笹本睦(綜合警備保障)、女子の48キロ級、55キロ級、63キロ級でそれぞれ優勝した伊調千春、吉田沙保里、伊調馨(いずれも綜合警備保障)が五輪代表に内定した。

 全7階級で五輪枠を取れなかった男子フリースタイル、グレコの残る5階級、女子72キロ級の日本勢は来年3月のアジア選手権、その後に男女各2度にわたり行われる五輪選考トライアルで出場枠獲得を目指す。

五輪切符獲得の日本チームが会見-新体操

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 新体操の世界選手権(ギリシャ・パトラス)団体総合で7位となり、2大会ぶりの五輪出場を決めた日本チームが25日帰国、成田空港で記者会見した。

 主将の三沢樹知(山形RG)は「五輪切符はたくさんの人たちのおかげ。北京まであっという間だと思うので、毎日無駄がないように頑張っていきたい」と語った。

 メンバーは全国からオーディションで選ばれ、合宿生活を送りながら五輪を目指している。山崎浩子・北京五輪強化本部長は「たくさんの人の協力でこの7位というポジションが得られた。けれども目指すメダル獲得にはまだ遠い。課題を1つ1つクリアしていきたい」と話した。

五輪対応で最先端ローカルネットワーク建設

 中国網通(チャイナネットコム)傘下の青島網通はこのほど、2008年までに世界最先端のローカルネットワークを建設する計画を明らかにした。北京五輪(北京オリンピック)に向けた対応の1つで、山東省青島市で開催されるヨット競技に先進的な通信保障サービスを提供する。

  青島網通は、現在までに北京五輪における通信計画を既に完成させており、各競技場の通信ネットワーク、海中通信ケーブルを敷設したほか、第3世代(3G)通信のテストネットワークも間もなく建設が終了する見通しだ。青島市の3Gテストネットワークは、規模も大きく、建設難度も高いとされているが、06年3月9日に全国で始めて同社が1本目のテスト通話を成功させた。その後も情報産業部のテスト条件要求を満たし、各段階のテストを順調に終了させてきた。

  同ローカルネットワークは、高速ネットワーク、ブロードバンド接続、総合サービスなど、五輪大会のために様々な応用サービスを提供するという。

北京五輪チケット、中国国内販売がドタバタ

 北京五輪の中国国内向け入場券販売がつまずいている。第1次販売分に当選した人のクレジットカードや口座から代金を引き落とせないトラブルが続出。北京五輪組織委員会は25日までだった支払期限を急きょ延長した。

 第1次販売は6月30日に申し込みを締め切った。抽選の結果、約72万人の申込者のうち約30万人が約159万枚を当てた。本人名義のVISAカードによる決済か、中国銀行の口座引き落としで代金を払う。

 ところが申込書の誤記や口座の残高不足、他人名義のカードの使用などが相次ぎ、「相当数の当選者が支払いを済ませていない」事態になった。カードや口座による決済に不慣れなことや、申し込めるだけ申し込んで思った以上に当選し、代金の支払いを見送る例が多いとみられている。

 当選通知は電子メールや手紙だけだったが、組織委は25日から当選状況や支払いの成否について電話での照会も受け付け始めた。「第1次販売で支払いを済ませない人は、第2次販売には参加させない」と新方針も示し、支払い催促を行っている。

2007年09月27日

北京五輪予選のアジア野球選手権観戦ツアー

 近畿日本ツーリスト(KNT)は、北京オリンピックのアジア予選を兼ねた「アジア野球選手権2007」を観戦する「野球日本代表観戦ツアーIN台湾」を発売した。野球は北京五輪を最後に五輪公式種目でなくなるため、北京大会での日本代表の金メダル獲得が待望されており、その予選であるアジア選手権も注目されている。今回のツアーでは、観戦席を日本代表のベンチ側1階内野席のチケットを確保したほか、札幌、成田、中部、関西、広島、福岡の計6都市からの発地、滞在ホテルは3クラスからの選択など、ツアーの参加しやすさにも配慮した。

日程は、韓国戦、台湾戦を観戦する2泊3日のAコースと3 泊4日のCコース、B組1位チームとの試合を加えた全3試合を観戦する3泊4日のBコースの計3コースを設定。旅行代金は12月2日出発のAコースで、9 万8000円から。KNTでは3コース合計で1500名の送客を目指す。

北京五輪・野球応援歌「無限の風」制作、奥田民生

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公式応援ソングの作者・奥田民生(左)と
ガッチリ握手を交わす星野監督


◆ "野球を愛する人"で白羽の矢「やりがいあった」 ◆

 歌手の奥田民生(42)が、北京五輪出場を目指す野球日本代表の公式応援ソングを手掛け、25日に都内で会見した。公式ソングが制作されるのは今回が初めて。同席した星野仙一監督(60)から、出身地で応援する広島カープがある広島市の市外局番「082」を背番号にした代表ユニホームを贈られ、「堂々と世界と戦ってほしい」とエールを送った。


◆ 前向きな歌詞に“脱力系”チラリ ◆

 応援ソングのタイトルは「無限の風」。力強いリズムと、サビの♪荒野の風になって 砂漠の風になって 確かに土を蹴って どこまでも飛ぶのさ~という前向きな歌詞が印象的な楽曲だ。

 初の公式ソングの制作に当たり、全日本野球会議サイドは「野球を愛する人にお願いしたい」と希望。故郷の球団である広島カープを愛し、大の野球ファンの民生に今年春頃に依頼した。民生は「大それた仕事をさせていただいて、非常にやりがいがありました」と感無量の表情を見せた。

 制作を前に、星野監督とも初対面。「監督は大きく揺るぎない感じ。そういうイメージを曲にしました」と説明。星野監督は「逆境もプレッシャーも打ち破れという、すごい励ましの歌を作っていただいた。練習中はこの曲を流して選手たちに元気を出させてやろうと思う。ipodにも入れて何回も聞きます」と大満足の様子だ。

 星野監督からは「お返しに」とばかりに、「OKUDA」の名前と、「082」の背番号が入ったユニホームと帽子がプレゼントされた。監督自ら民生にユニホームを着せる場面では、一斉にフラッシュがたかれ、星野監督は「入団会見みたいだね」とニヤリ。民生は「“082”は“オヤジ” じゃないですよ」と照れ笑いした。

 歌詞には“脱力系”の民生らしく、♪口笛を吹きながら~という一節も。民生は「気合を入れつつ、リラックスしてやってほしい」と「星野ジャパン」にエール。星野監督は「必ず選手はやってくれると信じているし、この曲のように、風に乗せてあげたい」と口元を引き締めた。CDは11月21日発売。公式スポンサーのCM曲などとして使用される。

女子サッカー荒川選手、入院先で月餅などプレゼント

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 17日に行われたサッカー女子ワールドカップ1次リーグのドイツ戦で負傷し、上海市内の病院に入院していた「なでしこジャパン」のFW・荒川恵理子選手が25日、中国の中秋節を体験した。

  同日は旧暦8月15日にあたり、中国では中秋節の月餅商戦や家族団らんで大いに盛り上がる。荒川選手は入院先の上海浦南医院の医療スタッフから、月餅をはじめ花束や果物を贈られた。

  17日の試合では、ほとんどの観衆が対戦相手のドイツを応援。日本チームはたびたびブーイングを受けるなど、「敵チーム」扱いだった。しかし試合後、チームが「ARIGATO 謝謝 CHINA」を客席に披露したことから、多くのマスコミが自国民の観戦マナーを疑問視する記事を発表した。

  荒川選手は26日に帰国した。

2007年09月28日

北京五輪マラソンコース、天安門広場発「鳥の巣」へ 

 2008年北京五輪の陸上で日本女子に3連覇の期待が懸かるマラソンのコースが27日、明らかになった。市中心部の天安門広場をスタート、大半が市の西部を北上し、最後は東に向かって「鳥の巣」の愛称を持つメーン会場の国家体育場にゴールする。前半は歴史的な景観を、後半は現代中国を象徴する地区をバックに走る。

 国際陸連(IAAF)の広報部長は「既にコースは承認済み」としている。北京五輪のマラソンは女子が来年8月17日午前7時(日本時間午前8時)に、男子は最終日の24日午前8時(同9時)に号砲の予定。

 スタートとゴールの高低差は8メートルで、鉄道と交差する所でアップダウンが1カ所あるのを除けばほぼ平たん。直角に曲がる回数は多い。

 日本陸連の河野匡・男子マラソン部長は「北京は道が広いし、カーブの多さは気にならない。路面の硬さと、気象条件にどう対応するかがポイントだろう」とみている。

2007年09月30日

北京五輪組織委、協賛企業にオゾン層保護を呼びかけ

北京オリンピック組織委員会工事・環境部の余小萱副部長は26日、「北京2008年オリンピック、パラリンピック環境報告(2001-2006)」を発表、この中でオリンピック協賛企業に対しオゾン層の保護を求めた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

この報告は7章に分かれ、オリンピック誘致成功以来6年にわたる北京オリンピック組織委のこれまでの活動に対しての総括を行った。報告によれば、「グリーン五輪」は2008北京オリンピックの3大テーマの一つで、オゾン層保護のアピールは「グリーン五輪」の理念を実現するための重要な事項である。

北京五輪の準備段階において、北京オリンピック組織委は、フォルクスワーゲン中国、コカコーラ、マクドナルド、海爾(ハイアール)などの協賛企業と環境保護の面で交流を行い、これら企業に対し各自の領域でのオゾン層保護を呼びかけてきた。これらオリンピック協賛企業は全力を尽くし、ともに「オゾン層に優しいオリンピック」を建設していくことを表明している。

報告によれば、北京市環境保護科学院は新設あるいは改築された全てのオリンピック会場館内の空調と消防施設に対し全面調査を行い、2006年末までに31会場のうち29 会場の経営者がすでに、オゾン層に影響のない高品質環境保護冷房システムの導入を決定、承諾している。

「人民網日本語版」2007 年9月27日

北京五輪期間、空気の質がよい「好天」が続く見込み

北京五輪組織委員会は26日、「北京2008年五輪・パラリンピック環境報告(2001~2006年)」を発表した。同委工程・環境部の余小萱副部長は記者会見で、五輪開催期間(8月8~24日)には空気の質が「良」に相当する2級レベルをクリアするとの見方を示した。人民日報系の北京紙「京華時報」が伝えた。

余副部長の指摘によると、空気の目標値達成状況をみると、北京市では今年6~8月に高い目標達成率を記録した。昨年8月は目標達成日が30日に上り、今年8月は28日に上った。こうした状況を土台に、今年は石炭燃料ボイラー1500台を改造し、すべての発電所で脱硫装置や窒素・酸素化合物の除去装置といった環境保護設備の設置を進める。大気中の、ガソリンスタンド、石油倉庫などから排出された石油・天然ガスを含む危険物の回収も進める。また五輪開催期間には交通規制措置を取り、一部の土木作業や石材加工作業、コンクリート撹拌作業などを一時的に停止する。こうした試みにより、来年8月の五輪開催中、空気の質は連日2級レベルをクリアすることが見込まれる。

同報告では主に、エコ五輪実現に向けた01~06年のプラン制定状況や建設作業の進行状況などを紹介している。6年間に北京市の汚染物質指数は13.8%低下し、06年は空気の質が2級レベルをクリアした「好天」が66.1%に達した。また6年間に深刻な汚染や住民の苦情に基づき整備や移転が行われた企業は197社に達し、うち北京煉焦化学工場など141企業は生産停止・移転処分を受けた。

「人民網日本語版」2007年9月27日

北京五輪の選手村「住みたい」「儲けたい」買い手続々

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 北京市で建設中のオリンピック選手村に設けられた物件販売センターでは、間取りや面積、価格などの問い合わせに訪れる人がひっきりなしだという。

  1平メートル当たり2万元以上と高額の上、入居はオリンピック終了後という条件があるが、五輪選手村という「付加価値」があるため大人気。居住用としてだけでなく投資目的の購入希望者も多いという。

北京五輪野球:左ヒジ故障の秋信守、代表入り困難

 米マイナーリーグでプレーしている秋信守(チュ・シンス)=26、バッファロー・バイソンズ=が、左ヒジの手術により、北京五輪野球韓国代表(監督キム・ギョンムン)への出場が不可能となった。


 2008年北京五輪野球アジア最終予選(11月台湾)で優勝を目指す韓国はこの結果、優秀な外野手を一人失うことになった。秋信守は26日、ロサンゼルスで左ヒジじん帯の接合手術を受けた。


 今季じん帯の故障で苦労してきた秋信守は、単純なリハビリでは完治が難しいとの診断から手術を決心した。手術は成功したが、今後少なくとも6カ月ほどは治療とリハビリをしなければならない。


 このため秋信守の復帰は来季開幕以降となりそうだ。巨人のイ・スンヨプが右手親指のケガで韓国代表への出場が微妙な状況だけに、秋信守の欠場は韓国代表の戦力にとって大きな痛手となりそうだ。


 秋信守は今季、メジャーリーグ6試合に出場し、17打数5安打の打率.294、5打点を記録。3Aでは59試合に出場し、3本塁打を含む打率.260、28打点を記録している。

中国選手、498の北京五輪出場資格を取得

  先般、中国国家体育局の崔大林副局長が明らかにしたところによると、中国選手は202サブ種目の498の北京五輪の出場資格を獲得したという。開催までに北京五輪出場資格の総数は550-570となるとみられる。

  五輪準備活動を視察する中国人民政治協商会議の委員たちを接待した際、崔副局長は「各種目の資格試合も重要である。もし五輪大会に出場することさえできないなら、五輪大会でのいい成績など望めないだろう」と語った。

  崔副局長によると、北京五輪の準備活動は現在、決定的段階に入り、様々な準備活動が開催期間の状態にシフトしつつある。アテネ五輪から北京五輪までの4年間の準備周期には、17種目・21サブ種目の競技規則の調整があり、史上最も多くの変化となる。特に中国選手にとっての得意種目の規則調整は、中国チームの優位性に関わってくる。例えば、飛込みシングルスの必須種目が取り消され、予選の成績は決勝では意味を持たなくなった。卓球種目での男子ダブルスと女子ダブルスはなくなり、男子団体と女子団体となった。

  また崔副局長は、中国の選手たちにとって、潜在的に優位性のある種目、また不利な種目の不安定さは、北京五輪の成績を左右する重要なポイントである、と指摘。「2006年レスリング世界選手権ではクラシック66キロ級の金メダルを獲得したが、2007年の世界選手権では決勝戦にも残らなかった。2006年セーリング世界選手権では、中国の女子選手は記録を更新して1位に輝いたが、2007年世界選手権での成績はわずか10位であった」と語る。

  さらに崔副局長は、ホストとしての優位は逆に弱点となる可能性もあると指摘。「これまでの五輪主催国がすばらしい成績を獲得したのは、主催期間に『挙国体制』を実施したからである。しかし、中国はずっと前から『挙国体制』を実施してきたので、ホストとしての優位はそれほど大きな影響があるものとは思えない。逆に、選手たちが受けている心理的プレッシャーは非常に大きなものがある。そのため、五輪に向けて準備している中国選手は非常に厳しい局面に直面している」とした。

「くじけず北京五輪で頑張って」競歩・山崎

 今月1日に行われた陸上の世界選手権大阪大会男子50キロ競歩で、競技役員の誘導ミスで途中棄権となった山崎勇喜(23)(長谷川体育施設)のもとへ、ファンから励ましの手紙や電子メールが70通も寄せられている。

 山崎選手は「悔しさは、北京五輪のメダル獲得で晴らす」と来夏の大舞台で、温かい激励に応える活躍を誓う。

 残り1周で、周回終了と勘違いした競技役員に導かれ競技場内へ。意識がもうろうとするなかゴールラインを越え、疲労と脱水症状でその場に倒れ込み、途中棄権となった。

 レース直後から学生や主婦などから「テレビで初めて競歩を見ましたが、あんなに過酷とは知らなかった」「酷暑の中、歩き続ける姿に勇気づけられました」「くじけず北京五輪で頑張って」という手紙やメールが会社などへ届いた。山崎選手は「役員のミスを責めるつもりはない。反響の大きさで身にしみたのは、期待に応えられなかった自分の情けなさ」と語る。序盤から先頭集団で飛ばしたが、誤誘導の直前には9位まで落ちた。「あのまま続けても、(北京五輪が内定した)8位入賞はできなかった」

 世界陸上後、すぐに練習を再開、初の公式戦となった22日の全日本実業団対抗の一万メートル競歩(岐阜)では、圧倒的な強さで優勝した。悲劇を経験し、たくましさを増した日本競歩界のエースは、「大阪で応援してくれた人たちのため、北京でメダルを取る。取らなきゃ、男じゃない」と話す。

(2007年9月28日12時43分 読売新聞)

北京五輪代表 三宅

 重量挙げの世界選手権最終日は26日、タイのチェンマイで行われ、日本は男女各3人の北京五輪出場枠を獲得したため、日本協会の選考基準により、今大会5位に入賞した女子48キロ級の三宅宏実(法大)の五輪代表が事実上決まった。

 五輪出場枠は各階級の国・地域別の順位を得点化した総合得点の順位で決まり、昨年の世界選手権の得点も加えて日本は男子25位、女子10位だった。

 この日の女子75キロ超級では嶋本麻美(金沢学院大)がトータル232キロの日本新記録で19位。城内史子(金沢学院東高職)はジャーク132キロの日本新でトータル228キロの21位。男子105キロ超級の太田和臣(九州国際大)は24位だった。

日中友好駅伝 10月に瀋陽で

 【北京29日時事】日中国交正常化35周年を記念する日中文化・スポーツ交流年事業の一環として、10月27日に中国遼寧省瀋陽市で「中国瀋陽日中青少年友好駅伝」が開催されることになり、在瀋陽日本総領事館が29日、発表した。

瀋陽市内をスタートし、来年の北京五輪のサッカー会場になる瀋陽五輪体育場にゴールする8区間、35キロでたすきをつなぐ。

 同総領事館が遼寧省や瀋陽市と関係を持つ日本の各自治体などにチーム派遣を要請。中高生を含む「競技の部」には新潟県、富山県、川崎市など、「一般の部」には札幌市が4チームの派遣する。現地の在留邦人有志も数チーム出場する見込み。中国側も日本側と同数のチームを出場させる予定だという。

北京五輪メダル 08年4月までに制作完了

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北京五輪メダル協賛会社であるBHPビリトン社(豪・英)筋によると、2008年北京五輪の6000個のメダルを制作するための金、銀、銅などの原材料は、すでに上海の中国印鈔造幣総公司(すべての紙幣と硬貨を作っている国有会社)に運ばれ、メダルの制作がまもなく始まることになっている。

北京五輪のメダルはこれまでの五輪大会のそれより大きくなり、玉が嵌られる。金メダルは銀製で金メッキのものであるが、銀メダルと銅メダルは純銀と純銅である。また、BHPビリトン社は6万個の記念メダルを制作し、コーチなど北京五輪に貢献した人々に贈与することになっている。

BHPビリトン社中国エリアの戴堅定総裁によると、2008年4月までに北京五輪のすべてのメダルと記念メダルの制作が完了し、メダルのベルト、証明書、パッケージとともに北京五輪組織委員会に交付される予定である。

「チャイナネット」 2007年9月29日

「五輪代表選考は公平に」中国、好成績を狙い悪弊断つ?

 団体競技の代表選手選考に有力者らの思惑が影響するなどの指摘がある中国で、国家体育総局が来年8月の北京五輪に向けてまとめた選考指針の中で「選考は公平に」と盛り込んだ。「五輪代表のイベント参加は原則禁止」などの方針も打ち出し、自国開催五輪での好成績のため、悪弊などを断つ姿勢を強めている。

 関係者によると国家体育総局が実力本位、公平さを明示したのは初めてという。「いままで公平でなかったと認めたようなものだが、地元開催の北京五輪ではとにかく好成績を求めるということ」と解説する関係者もいる。前回のアテネ五輪で中国の金メダルは32個で、米国と4差の2位。地元五輪で「金メダル世界一」を狙っている。

 中国では選手の好成績が出身地の省、市の体育総局関係者の出世につながると言われ、選考にも省、市の政治的な思惑が反映されて、特に団体競技に悪影響を及ぼしてきたとの指摘もあった。

 また、国家体育総局は「練習の時間を取られてしまう」などの理由で、代表選手のイベントへの参加を原則禁止。聖火リレーで点火する最終走者についても、地元メディアによるインターネットでの調査では、陸上110メートル障害の世界記録を持つスーパースターの劉翔が一番人気だが、孫海平コーチは「国家体育総局の方針もあるし、最終走者の要請は来ていない」と話している。

北京は金メダル獲る、康生誓う!

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男子生徒に苦戦する?井上康生(右)=横須賀アリーナ

 柔道のブラジル世界選手権男子100キロ超級で5位に終わり、進退問題も浮上した井上康生(29)=綜合警備保障=が29日、自身の口で北京五輪での金メダルを誓った。今週からけいこを再開していた康生はこの日、神奈川・横須賀アリーナで柔道教室に参加。時折笑顔も見せ、同市内の約400人の中高生を約2時間、熱心に指導した。

 最後にマイクを持つと「世界選手権で優勝してこの柔道教室に参加したかったけど、残念ながらできませんでした。でも、自分の中で一番の大きな目標は北京五輪での優勝。私も頑張るので、みんなも目標を立てて頑張ってください」と力強く復活宣言。子供たちから大きな拍手をもらった。100キロ超級は4月の全日本選手権で敗れた石井慧(国士舘大)が新たに参入するなど、今後も激戦は必至。気力を振り絞って代表切符をつかむ。

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