北京五輪:ニュース
北京五輪 大学生が五輪コックに
2008年7月4日、北京五輪選手村の厨房スタッフとして、約1800人余りの大学生が“じゃがいもの薄切り”など、食材の下処理を手伝うことが明らかになった。中国新聞網が伝えた。
中国料理協会の馮恩援(フォン・エンユエン)秘書長によれば、五輪期間中、大量の食事を提供するため、飲食サービスに携わる人員はおよそ730万人前後に上るという。それを束ねるのは、中国全土から集まった一流の料理人たちだ。
しかし、中華料理の下処理には多くの人手が必要となる。そこで、約1800人もの大学生が動員されたというわけだ。「基礎からしっかり学んだ調理科の大学生で、実践力も具えている」と馮秘書長は太鼓判を押す。しかし、学生らが行うのは、選手村に入ってから最終日まで、一貫して“すいかの皮むき”や“じゃがいもの薄切り”などに簡単な下処理に限られるという。
「簡単な手伝いを不満に思うのでは?」と記者が質問を投げかけると、馮秘書長は「関連部門が心構えについての教育を行うだろう」と答えながらも、「確かに簡単だが、なくてはならない仕事。重要だということを分かってくれるはず」と自信を覗かせた。
北京五輪:ニュース
五輪カラー(?)のクーラーが登場
ヒートシンクの色を5種類から選べるユニークなLGA775/Socket AM2対応CPUクーラー「X5 Orb FX II」がThermaltakeから発売された。実売価格は各色約6千円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
X5 Orb FX IIは、2007年4月に発売された同社の「BlueOrb FX」と同様の円形フィンを用いたCPUクーラー。CPUクーラーとしては珍しくカラーラインナップが豊富なのが特徴で、「オリンピックイヤーにちなんだ」(同社)というブルー、レッド、イエロー、ブラック、グリーンの5種類が用意されている。
ヒートシンクやファンのサイズ、ファン回転数といった基本スペックはBlueOrb FXと同じで、羽根の表面に同社ロゴやファン回転数、温度を浮かび上がらせる機能も備えている。
主なスペックは、ヒートシンクサイズが直径140×高さ84mm、ファンサイズが直径112×高さ36.5mm。ファン回転数が1,800rpm、ノイズレベルが18dB。
北京五輪:開会式
北京五輪:開会式テーマは「漢代と唐代の繁栄」
北京オリンピック開会式のリハーサルが今月10日から北京国家体育場(愛称:鳥の巣/バードネスト)で行われている。関係者によると、開会式のパフォーマンスは、漢・唐の時代の繁栄ぶりを中心に、中国5000年の歴史と文化を表現するものになるという。中国国際放送局が伝えた。

開会式は3時間半にわたって4つのパートに分けて行われ、午後11時半に聖火台に点火される予定となっている。開会式の総監督を務める映画監督のチャン・イーモウ(張芸謀)氏によると、聖火台への点火方法はほぼ決定しているものの、極秘事項とされているため、具体的な内容を知る人は10人程度しかいないという。
写真は北京オリンピック開会式のリハーサルが行われている北京国家体育場。
北京五輪 女子マラソン
野口 北京五輪マラソンコースに手応え
史上初の五輪女子マラソン2連覇を目指す日本代表の野口みずき(Mizuki Noguchi)は、大気汚染、気温と湿度、固い路面等の懸念される中、北京五輪のコースに手応えを感じているようだ。
開幕まで6週間を切った北京五輪に向け現地で試走を行った野口は「ワクワクしてきた」と話し、2004年アテネ五輪で優勝を果たした時と同じ感覚がすると明かした。
2日間の日程で試走を行った野口は大気汚染について「走り終わったあとも、私の喉は痛くなかった」と語り、気温については「(コースの)後半には木が多くあるから日陰も多いし、暑い中で緑を見ると心理的に助けてくれる」と語った。しかし、野口が試走を行なった日は最高気温が25度程度だが、五輪が行われる8月中旬には過去に35度を記録している。また、平均湿度は79パーセントまで上がる。それでも野口は焼けるような暑さの中で行われたアテネ五輪で優勝を果たしている。
マラソンのゴール地点である北京五輪のメインスタジアム(通称「鳥の巣(Bird's Nest)」)に向かう、石畳の固い路面については「思っていたより固いとは感じなかった、自分のペースが掴みやすい。鳥の巣が視界に入ってきたら、自然とペースが上がった。(本番の)いいシミュレーションになった」と語った。
また、天安門広場(Tiananmen Square)からスタートし長安街(Chang’an Avenue)、北京大学(Beijing University)や華やかな電気街の中関村(Zhongguancun)を通るコースについては「少し退屈だったけど、通りが広く開けていてやり易かった」と語った。
また、どこでスパートをかけるかとの質問に対し「あなたには言えない。でも、私の中にイメージはある」と微笑んだ。
最後にライバルについて聞かれると「自分自身。冷静に戦わなければならない」と語る野口だった。
北京五輪:インフラ
胡主席 五輪控え「万全の備え」指示
「北京五輪」開幕を8月に控えた中国で、選手団や観光客の移動に欠かせない交通機関の最終チェックが進んでいる。五輪開幕に合わせて開業準備に追われている北京南駅や、空港行きのモノレールなどを胡錦濤国家主席が30日までに相次ぎ視察し、交通機関の安全確保に万全を期すよう指示した。北京-天津間(全長約120キロ)を30分で結ぶ新たな鉄道路線の開業も8月1日に控える。五輪開催に向け国家の威信をかけたインフラ整備は最終コーナーにさしかかっている。
ロイター通信によると胡主席は、全面改築工事がほぼ終わった北京市内の「北京南駅」を視察。さらに五輪前に開業する天津までの高速鉄道に乗車し、最高時速300キロを体験した。
この新路線では、日独が技術協力して中国が国産高速列車として開発した「CRH3和諧号」が、北京-天津間で6月24日に試験走行し、時速394・3キロの最高速を記録している。
この列車は最高時速350キロで走行可能という中国初の国産列車として4月に完成したばかり。日本の新幹線技術やドイツの重電大手シーメンスからの技術をベースにした。北京-天津間で北京五輪を控え、8月1日に全長120キロの新たな路線が開業する予定で最高設計速度は350キロ。両都市間を約30分で結ぶ。
胡主席はさらに、北京市中心部の東直門駅で自ら自動販売機から切符を買って自動改札機を通り、開業前のモノレールに乗車。北京国際空港に到着後、今春に供用開始したばかりの第3ターミナルを視察した。
新華社通信によると、視察を終えた胡主席は、「五輪開幕まで1カ月余り。一流の施設だけではなく一流の管理、サービスで安全第一を心がけなければならない。北京五輪成功と市民へのサービス提供のため、さらなる貢献が必要だ」と職員ら関係者を激励した。